広島新庄高等学校郷土芸能同好会

７月２週目の第６７回おしえて部活力！
今回はこちらん！

広島新庄高等学校、郷土芸能同好会にやって参りました！
郷土芸能といっても特に神楽を中心に活動しているとのこと。
え？神楽？初めて聞いたって人の為にお教え致しましょう。
神楽とは・・・
日本神話の神様にささげる歌や踊りのこと。
古い本によると「神様が岩の奥にかくれてしまった時、外に連れ出す為にもう一人の神様が踊りを見せた」といわれている神話が、”神楽”の起こりだと言われているのです。
昔はね、神社の仕事を継ぐ神主さん以外は神楽を演じることはできなかったのですが、今では一般の人も演じられるようになった。ということなのです。understand？

さて、広島新庄高等学校郷土芸能同好会というと？
部員１６人でこれまでに広島県神楽グランプリに特別出演したり、名古屋の県人祭りに広島県代表としても出場したとのこと。
Q.そんな、今年で４０周年をむかえる広島新庄高等学校郷土芸能同好会の部活の源は？
神楽囃子です！！！

Q.初めて神楽を見たのは何歳ぐらいの時？
・自分の家は、一家で神楽をやっていたので、生まれた頃からもう神楽林は聞いていました。
Q.神楽の魅力は？
・ひとつひとつストーリーが違うので、その世界観に入り込めて行く事。
Q.この同好会でやったストーリーはどんなものがありますか？
・滝夜叉姫とか、紅葉狩とか・・・他にも色々とあるんですけど、たぶん１５、６ぐらいあるかな。
Q.好きな神楽のストーリーは？
・土蜘蛛っていうストーリーが一番好きです。簡単に言うと、病人がいてそこにお姫様が来るんですけど、そこに毒薬があって、殺してやろうと思うんですけど、それを見事返り討ちにするという話です。

Q.神楽には色んな楽器を使うと思うんだけど、舞いをやっている人はどんな役をやった事あるの？
・基本、僕は悪役をやったり、最近では姫もやりました。
Q.郷土芸能同好会には女子もいるのに、なんで男子が女形をやるの？
・衣装が重かったり、舞いが厳しかったり、あとは女性がやるより、男性がやった方が綺麗に見えるということもあるらしいです。

Q.そもそも神楽をやろうと思ったきっかけは？
・元々神楽が好きで、やっぱり笛がやりたかったので入りました。
・小さな頃から、父親とか神楽をやっていたので、それを見てきて神楽林が作る雰囲気が凄く好きで、神楽を始めました。

Q.部活の源である「神楽林」。これを聞くとどうゆう気持ちになる？
・やっぱテンション上がります！！！
・ウキウキします！！
・勝手に太鼓とか叩くフリしちゃいます！実際叩けないけど！（笑）
・テンションMAXになります。で、神楽をしている姿を思い出して「あ・・・いいな♪」みたいな感じです。
・やっぱり神楽林の音を聞くと、鳴っている方向へ走ってどこでやっているのか見つけたくなります。

Q.それだけ魅力のある神楽。物心ついた頃から神楽に触れて、親の世代から伝わってきて、実際自分でも演じたりしているわけだけど、何かしら残していきたい・伝えていきたいという気持ちはあったりしますか？
・そうですね。やっぱり代々続いている歴史なので、自分たちの次の世代にも繋いでいきたいですね。

Q.みんなにとって、神楽とはどんな存在ですか？
・一番熱中できるものです。
・自分が必死になれるものです。
・自分を魅せれるものだと思います。
・生活の一部です。
・自分にとって今一番大切なものです。
・自分が一番入り込めるものです。
・自分が一番ホッとできる家族のような存在です。

彼らにとっては心から誇れるもの。それが神楽。
「昔から父親母親、じーちゃんばーちゃんがやっていたから、俺もやらなきゃいけない」みたいな事を言っていて、じゃ、将来の夢は何なの？って聞くとみんな「地元で先生します」「地元の電気屋さんに務めたいです」とか、絶対に”地元”がついたんです。だから、絶対地元にいて、神楽と関わっていきたい＝郷土愛じゃないですか！
是非一度神楽を見てみてほしいです！彼らも言っていましたが、一度神楽を見ると好きになる！って言っていたので。
神社のお祭りがあったら、たまに神楽もやっていたりするので覗いてみて下さいね。
Q.最後に、広島新庄高等学校・郷土芸能同好会の今年の目標を教えて下さい！
今年の目標は、より多くの人に神楽を見て、楽しんでもらいたいので、皆さん！私たちを呼んでくださ〜〜〜〜〜〜〜い！！！！！

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