被爆70周年を迎える広島。
9ジラジでは、月に一度、
9ジラーのみんなと「平和」について
考える時間を作っています。
今月は、ニューヨークで開催された「NPT再検討会議」に出席した
広島女学院高校の学生さんに再び会いに行ってきました。
NPT再検討会議っていうのは、
世界各国の代表が集まって核兵器について話し合う会議の事です。
そこで彼女たちは、ユースフォーラムでプレゼンテーションをしてきました。
4月に彼女たちをインタビューした時のブログも
チェックしてみて下さい。→コチラ
今回インタビューに答えてくれたのは、
高校3年生の一宮夏希さんと石原香音さん、高校2年生の並川桃夏さん。
英語でのプレゼンテーション、
ちゃんと思いが伝わるのか不安だったけど、
よかったよという声をかけてもらえてうれしかったそうです。
プレゼンでは、彼女たちの核兵器廃絶の署名活動の話や
被爆証言をまとめたヒロシマ・アーカイブのことなどを伝えたそうです。
そして、海外の高校生との交流では、
「日本との教育の違いに驚きました」と夏希ちゃん。
「実際に同世代でも核兵器に賛成派の人がいることに驚きました。でもその賛成の意見を
持った人にも協力してもらわないと核兵器の廃絶という目標は出来ないのでどうやって
交流していくのか考えさせられました。」と教えてくれました。
今回のNPT再検討会議に出席した経験を活かして
これから1年間色んな話を聞いて、もっと核兵器などに対しての知識を
増やしていきたいです。と2年生の桃夏ちゃんは語ってくれました。
その言葉に対して3年生の二人も、「自分たちも先輩に受け継いでやってきたので
後輩にも引き継いで頑張ってもらいたいなと思います。」と後輩たちへ伝えてくれました。
\ 最後に同世代の9ジラーに伝えたい思い /
桃夏ちゃん:「考えるだけでも色んなことを学べたりするので何かしたいなと
思っている人は頑張って一歩踏み出してみるといいと思います。」
夏希ちゃん:「一番やめてほしいのは無関心でいることで、無関心のままだと何も
すすまないし、やっぱり日本人なら世界に訴えていく権利もあると思うので、
どんどん学んでほしいと思います。」
香音ちゃん:「平和活動っていうと、すごく真面目だなぁ、面倒くさそうだなぁとか
思うと思うんですけど、私もそう言っている一人だったんですけど、
やってみるとわかることって言うのもあったりするので何かちょっと、
ちょっとした事でもやってみたらいいと思います。」
また来月も平和について考える時間を一緒に過ごしてもらえるとうれしいです。
メール:kujiraji@hfm.jp
FAX:082-252-2050