8.20 広島土砂災害から1年

8月20日、広島土砂災害から1年。

 

県営緑ヶ丘住宅、小原山地区に完成した、

慰霊碑とモザイク壁画の除幕式で、

高校生災害復興支援ボランティア派遣隊に参加している

高校生にインタビューをしました。

 

彼らは、土砂流入防止壁に、被災前の風景を再現した

モザイク壁画を作りました。

 

オオクボックスも参加させてもらったんですが、

想いをこめて作ったモザイク壁画が完成、

除幕式を終え、どんな気持ちなのか、、、話を聞かせてもらいました。

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インタビューをさせてもらったのは、高校生災害復興ボランティア派遣隊の、

尾道東高校の竹光くん、舟入高校の日上くん、松永中学校の杉本くん。

 

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竹光くんは、モザイク壁画が完成して、

「6月頃からサポーターの代表の日上先生が準備して下さり、

 2ヶ月ほどで完成して良かったという達成感です。」

 

 街の皆さんに、完成した頃に、

ボランティアの方に「すごいね」って声をかけてもらって嬉しかったです。

と、話してくれました。

 

日上くんは、

「モザイク壁画を見ている人達を見ていたら、

 頭の中に元の暮らしとかあって、そういうのは忘れないし、

 そういう楽しい思い出とかをモザイク壁画を見ながら重ねて、

 思い出してくれたらいいなと思って、作ってよかったなと思います。」

 

杉本くんは、

「1年経つと、建物もキレイになっていて、

 これからもどんどんキレイになっていったらら嬉しいです。」

と、話してくれました。

 

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しかし、高校生災害復興支援ボランティア派遣隊の人数が減ってきているようで、

日上くんは、

「最初は福島県の復興支援として集まって、

だんだん意識が薄れていくのをメンバーの増減で感じたり、

気持ち的にも薄れていってるなと思うので、

広島土砂災害から1年という事で、また新しいメンバーが入ってくれて

また違ったような活動が出来たらいいなと思います。

何かの役に立ちたいという思いがあれば、

形にできるので参加してください。」

と、メッセージをくれました。

 

竹光くんは、

「福島の方も言っておられたのですが、

忘れられることが一番悲しいことだと思うので、

自分たちの活動を通して、被災地の現状を知ってもらって、

出来ればメンバーも増やして、

高校生として出来ることをやっていきたいです!」

と、力強く語ってくれました。

 

ボランティアをしてみたいという高校生は、

高校生災害復興支援ボランティア派遣隊に連絡をお願いします。

 

尾道東高校の竹光くん、舟入高校の日上くん、松永中学校の杉本くん。

本当にありがとうございました。