9ジラジ 平和企画

 

先月被爆70年を迎えた広島。

9ジラジでは、4月から9ジラーと一緒に平和について考える時間として

9ジラジ平和企画を行っています。

 

原爆の日が過ぎても続けていきたいという想いで、

今回は、福山暁の星女子高校をお借りして

第18代高校生平和大使 広島県立広島高校1年の井上つぐみさんと

福山暁の星女子高校1年の脇原華怜さんのインタビューの様子をお届けしました。

 

まだ平和大使の活動を始めて4か月ほどという2人は

とっても仲良しで、平和に貢献したいという強い思いを持っています。

同じ目標に向かって活動する2人は、出会って数か月だけど心の友「心友」でしたね。

 

 

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おばあちゃんが被爆されていて、被爆3世という脇原さん。(写真右)

幼稚園の時に初めて聞いた被爆体験は怖くて泣いたという記憶があるそうです。

おばあちゃんや被爆者の方の想いを背負って、

高校生平和大使として頑張っています!と語ってくれました。

 

高校生平和大使になったときには、

おばあちゃんがうれし涙を流してくれたそうです。

 

曾祖父が被爆さという井上さん。(写真左)

先輩が自分の前とその前の代の高校生平和大使をしていて

先輩のように私も平和に貢献したいという思いで、

高校生平和大使に応募したそうです!

 

井上さんは、8月にジュネーブの国連欧州本部で行われた軍縮会議の本会議で

スピーチをしました。

被爆者の曾祖父の事、これからも被爆者の声を世界に届けていくという決意を英語で

表明したそうです。

そして、世界の方に、広島・長崎に来て欲しい!という呼びかけをしたそうです。

脇原さんも国連軍縮局で高校生平和大使21人と一緒に一つのスピーチを行ったそうです。

 

いろんな方から「スピーチ素晴らしかったですよ」「あなたの想いが心に刻まれました」という

感想をもらうことができたそうで、

「自分たちの想いが届いたと実感できました!」と教えてくれました!

 

 

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平和大使になった時はクラスのみんなに

「え?あのわっきーが?!」とビックリされた脇原さん。

平和大使としてスイスに行ったことで

今までそんなに興味がなかった友達が平和について関心を持つようになったそうです。

 

井上さんも、学校で「平和大使だよね!新聞見たよ!」などと声をかけられるそうです。

 

平和大使を応援すること、

これも私たちにできることですね。

 

最後に2人から同年代に仲間にメッセージ。

 

まずは井上さん。。。。

 

平和が大切ということは国籍や人種が違っていても同じ共通の願い。

でも何をしたらいいのかわからない・・・という方もいらっしゃいますよね。

そんなときは「周りの人と大切にすることから始めましょう」

ひとりひとりを尊敬すること、

自分がされたくないことは相手にしないこと、

誰とでも仲良くすること、

こんなことが地球上のみんなでできたら、世界は平和になっていくと思います!

 

そして脇原さん。。。。

 

平和という言葉は漠然としていて、とてもつかみにくい言葉だと思いますが、

身近なところから平和は作れると思っています。

家族や友達を大切にすることや

感謝の気持ちを素直に「ありがとう」と声に出して言う事が

周りから平和を築いていくことに繋がっていくと思います。

 

そしていつもポジティブシンキングで♫

 

と笑顔で話してくれました。

 

 

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「核兵器廃絶に向けて大きな一歩を踏み出さなければならない。。。。』

 

We must take one big step・・・

 

井上さんのスピーチから、、、

平和への強い思いが込められた一節です。