9ジラジ新聞

【平和号外】被爆者の声 私たちが代弁

 

 9ジラジ平和号外です!

 今回は9月17日の9ジラジ平和企画でもお届けした

県立広島高校1年の井上つぐみさんと脇原華怜さんにインタビューしたことの記事です!

 

 井上さんは8月18日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部であった軍縮会議で、

スピーチを英語で披露しました。

「被爆者である曽祖父の話や、原爆詩で原爆の恐ろしさを訴え、

被爆者の声を世界に届けていく決意を表明しました。被爆70年の機に、

核兵器廃絶に向けて一歩踏み出さなければならないこと、

諸外国からの広島・長崎への訪問も呼びかけました」

 

 福山暁の星女子高校1年の脇原華怜さん(16)は、祖母が被爆者。

他の高校生平和大使とともに国連軍縮局でスピーチしました。

 

「あなたの祖母たちの話を聴いて現実を知ることができたと言われました。

言語の壁を越え、訴えが伝わったと実感し、

核兵器廃絶の希望を持つことができました」と話してくれました。

 

 2人はどうして、平和大使になったんだろう。自分を奮い立たせられるんだろう。

僕が聞くと、脇原さんは、胸の内を明かしてくれました。

「幼稚園の時に初めて祖母の被爆体験を聞いた時、怖くて泣いた覚えがあります。

でも、そのつらい思いを伝えたくて、平和大使になりました。

祖母も泣いて喜んでくれて、本当にうれしかったです」

 

 井上さんも「ある被爆者の方が『国連で訴えたいのに行けない』と話していました。

『私が代弁したい』という思いで頑張れています」と教えてくれました。

 

 大切に背負っている、強いおもいがある。高校生平和大使は、

少し特別な存在かもしれない。でも、彼女たちを支援することはできます。

 

最後に2人からのメッセージ。

井上さんは

「何をしたらいいのか分からない、

そんな時は周りの人を大切にすることから始めてみて下さい。

誰とでも仲良くする。それを地球上のみんなができたら、世界は平和になっていくと思います」。

 

脇原さんは

「やってみることが一番だと思います。

いつもポジティブシンキングでいたら、思うように進むと思っています」。

 

とメッセージを送ってくれました!!

 

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