今夜は40年以上演劇で平和を発信している、
舟入高校の演劇部をご紹介しました。
11月にあった「 第53回中国地区高等学校演劇発表会 」では
最優秀賞 文部科学大臣賞を受賞
その舟入高校 演劇部 部長の森本綾乃さんがスタジオに
来てくださいました。
舟入高校の演劇部は、この9ジラジでも紹介したことがある
周防柳さんの小説「8月の青い蝶」を演劇の大会で披露したんです。
周防さんの被爆されたお父さんをモデルにフィクションで書かれた作品で
亮輔という男の子の恋物語なんです。
そして日々の生活が70年前の8月6日、
一発の原爆で一瞬に奪われたという物語が描かれています。
森本さんは、その中の主人公・亮輔の子ども時代と
演出を担当されました。
40年以上続いている舟入高校 演劇部の戦争劇。
それをこれからも受け継いでいきたいという想いを
9ジラジで伝えてくれました。
「 私たちが立ちきるわけにはいかないし、
原爆の事を知らない世代がどんどん増えていくので、
演劇で平和を発信できるといいなと思っています。 」
\ 森本さんが同世代の9ジラーに伝えたいこと /
私たちは毎年原爆劇をコンクールで披露しています。
いろいろ勉強して1本の演劇を作り上げているので、
是非同世代のみなさんに見てもらって
平和や広島の事を考えたり、
そして演劇の事を知るきっかけになってくれたら嬉しいです。
次回の舟入高校 演劇部の公演は▽
来年1月9日(土) 場所 : 佐伯区民文化センター
広島市立高等学校総合文化祭
舟入高校の公演は、9日のお昼1時~
お時間のある方は是非足を運んでみてください。