國學院大學 presents WAゴコロ部~JIMOTO調査隊~ with 基町高等学校

WAゴコロ部~JIMOTO調査隊~、最終回の調査テーマは!
『”広島のソウルフード・お好み焼き”について調査せよ!』
広島のソウルフードである、お好み焼き。
当たり前に食べてるけど、そのお好み焼きにはどんな歴史があるのか、
今回は作るのも食べるのも好きな、基町高校の家庭クラブのみんなと調査隊を組んで、
戦後から続く老舗「みっちゃん総本店」に調査に行ってきました!

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今回お話をしてくれたのは「みっちゃん総本店」の小林さん!
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戦後、広島市内の中央通りあたりには屋台がたくさんあったそうです。
もともとは水に溶いた小麦粉にネギなど乗せて焼いたおやつ感覚の「一銭洋食」から始まって、その後野菜や焼きそばを入れるようになり、今のお好み焼きに変わっていきました。
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お好み焼きの具も、これまでいろいろな工夫があって今があるんです。今では定番になっているイカ天もお肉の代わりに使われていたんです。
鉄板とヘラの始まりについても驚き!時代背景がいろいろと関係しているのがよくわかりました!
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家庭クラブのみんなは「昆布を使ってみたい!」などアイディアが浮かんでいましたが、ぜひ家庭クラブのみんなに「基町焼き」を作ってほしい!
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戦後苦しい状況の時に「満腹になればみんなが笑顔になる」という”みっちゃん”こと井畝満夫さんの想いは、グっとくるものがありました。戦後、焼け野原だった広島の街の復興とともに、お好み焼の形も変わっていったんですね。

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カープのキャップ付きのマヨネーズに興味津々の調査隊メンバー。笑
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ほ、欲しい!笑
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小林さんが言っていたのは、若い世代がお好み焼きから離れているという問題。広島の食文化であるお好み焼きを、もっと若い世代に作って食べて、そして将来自分たちの子どもに食べさせてあげてほしいと言っていました。この歴史ある広島の食文化を途絶えさせないためにも、みんな、お好み焼きを食べて作って、伝えていきましょう!
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基町高等学校JIMOTO調査隊のみんな、みっちゃん総本店の小林さん、そして三戸教頭先生、西村先生、ありがとうございました!
JIMOTO調査隊、今シーズンは今回で最終回。
また出動する日を楽しみにしていてね!!
これまで協力してくださった調査隊のみなさん、マスターのみなさん、
心からありがとうございました!!