毎月第1、第3月曜日は「広島大学 Radio Campus」のコーナー!
広島大学の先生や学生にえもっちゃんがインタビューをして 先生の研究や学生が取り組んでいることについてお話しを伺うコーナーです!
今回は、広島大学東千田キャンパスにある広島大学平和センターセンター長の川野 徳幸先生にインタビューしました!!
平和センターとは、
1975年に平和研究に関する研究、調査、資料の収集の目的に設置された、
日本初で、国立大学では今も唯一の研究機関なんだそうです!
先生は核被害の研究をされていて、
広島・長崎も被爆者はもちろん、旧ソ連が450回以上核実験を行ったカザフスタンのセミパラチンスクという場所の被害者、
チェルノブイリの原発事故の被災者を中心に被害による心理的影響、社会的被害を研究されています!
また、被害に遭われた方へのアンケートや聞き取り調査を通じて差別や健康不安についても研究されています。
先生は8月6日に向けて、
「平和」という言葉は色々な使い方をされるから意味をよく考えないといけない。
自分に考える「平和」とは違う意味の平和へ連れていかれるかもしれないから「平和」が何なのかを考えて欲しい。
そして、わずか74年前に惨劇が起こっていること、戦争とは・・・平和とは・・・原爆とは・・・・ということを
考えるきっかけにしてほしいと言葉を届けてくださいました。
<最後に10代に向けてメッセージ>
いろんな岐路に立つとき情報や知識、経験が必要になると思います。
広島大学はそういったモノを得られる場所です。
皆さんに広島大学で会えるのをたのしみにしています。