毎月第2木曜日は
「てくたまラジオ 近畿大学工学部 潜入レポート」!
オオクボックスが近畿大学工学部に潜入して面白い研究をしている先生に
突撃取材!!!
近畿大学工学部の魅力!先生の魅力にグググっと迫ります!
今回インタビューしたのは 、
化学生命工学科の苅部甚一先生、4年生の福永真帆さん!
苅部先生は、
海や川、湖などに存在している物質について明らかにする研究を
されています!
今は2011年3月11日の東日本大震災で
福島第一原子力発電所の事故で起きた
放射性物質の汚染に関する研究をされています。
苅部先生の研究室に入ると「釣り道具」がたくさん!!!
実はこれ、研究で使うんです!
先生は「放射性ストロンチウム」を研究していて
カルシウムに似ているので生物の骨に集まりやすい性質を持っているんです。
魚の骨を分析するために、
実際に福島に行って苅部先生が釣りで魚を釣って持って帰るそうです。
だから釣り道具がたくさんあるんですね!
魚だけじゃなくて、その場所の土や水も大量にとってきて
それを担いで下山するのは本当に大変なんだそうです。
さらに学生さんと一緒に山に行くこともあるので
「熊撃退用」のスプレーも必要なんだそうです!
土も水も魚もある試薬を使って放射性ストロンチウムだけ取り出すんですが
液体にしないといけないので、魚は燃やして灰にして酸で溶かすそうです。
土も酸でぐつぐつ煮るので、分析までにとっても時間がかかるそうです!
↓とってきた魚を冷凍しているよ。
最近では、今世界中で問題になっている「マイクロプラスチック」の
調査を広島の海で始めたそうです!
続いて、4年生の福永真帆さんにもインタビュー!
実は去年9ジラジに登場してくれていて久々の再会です!
相変わらずベッキーに似ていて、かわいい♡
福永さんは、瀬戸内海に住んでいる二枚貝を利用して
海の汚染状況の研究をしているそうです。
餌と一緒にマイクロプラスチックを取り込む二枚貝の生態を調べることで
今の海の汚染状況がわなるんだそうです。
さらに、同じ場所で過去にとられた冷凍保存されている二枚貝も
同じように調べることで昔の海の状況もわかるので
とてもやりがいのある研究だそうです!
10代のみんなにメッセージもくれました!
楽しんだもん勝ちです!勉強も大切だけど、
遊んで遊んで怒られて、いい思い出だったと思い出してほしいし
自分と一緒に楽しんでくれる友達を大切にしてください♪
苅部先生の研究をもっと詳しく見てほしいので
近畿大学工学部のHPにある特設サイトにジャンプしてみて!
アメコミ風でポップでオシャンティなHPになってるんです!!
次回の潜入レポートは11月14日(木)!!
最終回になっちゃうよ(´;ω;`)
どんな先生が登場されるのかお楽しみに☆