毎月第2木曜日は
「てくたまラジオ 近畿大学工学部 潜入レポート」!
オオクボックスが近畿大学工学部に潜入して面白い研究をしている先生に
突撃取材!!!
近畿大学工学部の魅力!先生の魅力にグググっと迫ります!
今年度の潜入レポートは今回が最後です!
今回インタビューしたのは、ロボティクス学科の黄 健先生!
黄先生は、人間の日常生活に役立つロボットを作る研究をされています!
「歩行車」!
この歩行器は、寝たきりになった高齢者に
リハビリテーションや自立歩行を目指してもらうための福祉機器!
歩行の促進、アシスト効果のあるものを開発できると
高齢者の生活の質が向上し、豊かになります!
オオクボックスも歩行車を体験してみます↓
この歩行器のすごいところは「胸部支持パッド」を付けたところ!
高齢者や、足の病気になった方は歩きにくく、
重心を移動できないという方が多いんです。
支持パッドを回転出来るようにすることで
先に重心を移動させて足を踏み出しやすくなるという効果があります。
体験してみたオオクボックス自身も
驚いていました!!
黄先生はほかにも研究を行っています!
今まで視覚、音声の情報をベースとしたサービスは普及しているけれど、
次は「触覚」「力感覚」という新しい要素を取り入れる
情報サービスが必要になってくると考えていらっしゃいます!
ということで、力感覚を感じることのできる、ロボットの研究を行っています!
力感覚とは力を感じるもの。
具体的には、エンターテイメントや遠隔操作(宇宙開発)、
遠隔医療で力の感覚が必要になってきます!
身近なとことでいうとネットショッピング!
買い物をするときに肌触りとか触っている感覚がわかることもできるそうです!
それはすごいいいですよね♪
このロボットも実際に体感してみました!
ディスプレイに、こんにゃくに見立てた
弾力のある板の上にボールがあります。
ロボットの先に、棒が付いていて、
それを動かすとボールが動くんです!
まさに!こんにゃくの上をボールがジャンプする感覚!
さらにぐーーーーーっと下に引っ張ると
こんにゃくをボールが貫通する感覚が感じられて、
下から上に戻すと、上に出てくる感覚が手に伝わってくるんです!
これが力覚!!!
黄先生は10代のみんなに向けて、
「常に疑問を持ってください!
そして仲間や家族とディスカッションをして
興味の幅を広げてください!」
と、メッセージをくださいました!
さらに、黄先生のもとで研究をしている、
大学院2年生の、蘆田宏明くんにもお話を伺いました!
蘆田くんは、工学で人を助けられるモノづくりをしたいと思って
黄先生の研究室を選んだそう。
今は、胸部支持パッドつき歩行車の歩行評価をしていて、
これは、歩行器の使いやすさを健常者を使って評価するもの!
今後さらに少子高齢化が進んでいくから、
こういう福祉機器が大切になる。
親や、高齢者の方のためにこういった機器を作りたいんだそう!
大変なことは、効果を数値に表すこと!
思っているよりもアシスト効果がでていないこともあるので大変なんだって(>_<)
蘆田くんは10代のみんなに向けて、
「まだ自分のやりたいことがわからない人は
いろんなことに挑戦してみてください!
自分の得意不得意や興味のあることがわかってくると
進路を決めやすくなると思います。
今しかできないこともあるので、学生生活を存分に楽しんでください!」
とお話ししてくれました!
黄先生の研究をもっと詳しく見てほしいので
近畿大学工学部のHPにある特設サイトにジャンプしてみてください!
アメコミ風でポップでオシャンティなHPになってるんです♪
来週の木曜日(11/21)はいつもの「てくたまラジオ」のコーナー!
次回が最終回です!
広島県立広島高校の科学研究部に行ってきた様子をお届けします!