毎月第1、第3月曜日は「広島大学 Radio Campus」のコーナー!
広島大学の先生や学生にえもっちゃんがインタビューをして
先生の研究や学生が取り組んでいることについてお話しを伺うコーナーです!
今回は、広島大学総合博物館の准教授 清水則雄先生にインタビューしました!!
先生は海や川の生態研究をされているのですが、
今は特にオオサンショウウオの保全に取り組んでいらっしゃいます!
日本の特別天然記念物であるオオサンショウウオですが、
オオサンショウウオは、
世界最大級の両生類で、2300万年姿が変わっていないんです!
日本にしかいない個体で、生息地は岐阜県から西ですが九州や四国にはおらず、
広島県は比較的簡単にみられる場所なんだそうです!
東広島にいるオオサンショウウオは全長が平均77㎝と大きくて、
赤ちゃんは生まれているけど、ほとんど見つかっていないため、
平均全長が大きくなると教えてくれました!
このままだといなくなってしまう恐れがあるので、
先生たちは調査をされているんだそうです!
調査していて、
オオサンショウウオは口が大きく噛みついたら回転する
「デスロール」と呼ばれる”必殺技”を持っているんだとか!
調査時に先生も噛みつかれたことがあり、
これは発表でつかえる!と写真を撮ったエピソードも教えてくれました((+_+))
ちなみに、
オオサンショウウオは、カニや小魚を基本的には餌としているけど、
カエルや蛇、モグラ、さらにしかも食べた事例もあるんだそうです!!
最後に10代にメッセージ!
「自分は勉強せずに海ばかり行っていました。好きなことを活かしていきたいと思っていたけど、
それだけでは社会では生きていけません。しっかりと勉強することが必要です。
広大には面白い先生、全国から集まった同輩がいます。そんな人たちと一緒に切磋琢磨すれば
人生の宝になると思います。ぜひ広島大学で学んでほしいなと思います。」
追記
先生は名刺入れもオオサンショウウオ仕様でした!