毎月第1、第3月曜日は「広島大学 Radio Campus」のコーナー!
広島大学の先生や学生にインタビューをして
先生の研究や学生が取り組んでいることについてお話しを伺うコーナーです!
今回は、広島大学大学院 人間社会科学研究科の
林光緒先生にインタビューした様子をお届けしました!
林先生が研究しているのは、「睡眠」!
具体的には昼寝の効果、眠気や居眠りの防止、
目覚ましに頼らずすっきり目覚める方法など研究しています!
少しのお昼寝は効果的って聞いたことある人も多いんじゃないかな?
林先生にこのことを聞いてみたところ、
10分から15分が目安だそうで、
「気付いたら寝てた!」くらいの感覚で大丈夫なんだそう。
30分から1時間くらい取ってしまうと、
かえって逆効果になってしまうんだって。
昼寝の場合はベッドで寝てしまうと
「もうちょっと…」と思ってしまって失敗してしまうから、
イスなどで寝ることがおすすめです。
昼間、授業中などにやってくる眠気の対策は、
ズバリ「夜ちゃんと寝ること」!
睡眠不足かどうかの見分け方は「自分自身」で起きられるか。
目覚ましや誰かに起こしてもらわないと起きられない、
というのは明らかな睡眠不足!
そんな状態で学校へ行っても眠いのは当たり前だから、
しっかりと寝ることが大切です。
そして睡眠には勉強とも深い関わりがあります。
睡眠中には記憶が定着します。
大事な睡眠時間を削ってたくさん勉強するよりも、
昼間勉強したことを寝る前の30分復習するほうが
勉強は効率的になるんだそう!
そして朝パッと目を覚ますには、
24時間リズムをきちんと整えること。
そして朝起きたらカーテンを開けて外をみること。
そうすることによって生活リズムがリセットされるそう!
毎日同じ時間に起きてカーテンを開けるを繰り返せば
起きられるようになるし、
それを土日も続けることが大切!
土日でリズムが狂うと月曜日がしんどくなってしまいます。
休校中に睡眠時間が変わってしまっている
10代に向けて先生は、
「生活リズムが乱れることによって、
「だるい」「意欲が低下する」「気分が落ちる」など
メンタルにきてしまいます。
ウイルスで大変な時期ですが、
乗り越えるために決まった時間に起きてカーテンを開けて、
お日様と一緒に元気に過ごしてほしいです!」
とアドバイスをくださいました!
最後に10代へメッセージ!
林先生「睡眠時間が短くて昼間眠たい、
勉強に集中できないということがあると思います。
寝る時間をきっちり決めてください。
それを決めたら勉強する時間がない!と
思うかもしれませんが、
寝るまでの間に集中して
勉強することができるようになります!」
林先生!
心から、ありがとうございました
10代のみんなにも関わりの深い「睡眠」!
ぜひ参考にしてみてくださいね☆彡