毎月第1、第3月曜日は「広島大学 Radio Campus」のコーナー!
広島大学の先生や学生にインタビューをして
先生の研究や学生が取り組んでいるのかを伺うコーナーです!
今回は、広島大学 両生類研究センター長の
荻野肇先生にインタビューした様子をお届けしました!
インタビューの前に見学させていただいた
両生類研究センターでは、
カエル、イモリ、アホロートル(ウーパールーパー)など
たくさんの両生類が飼育されていました!
夏休みになると子どもたちが
自由研究のためにやってくるそうです♪
荻野先生が研究しているのは、
生き物の形の多様化がどのように生まれるのか
仕組みを遺伝子レベルで研究しているそうです。
先生は特に瀬戸内海に棲むナメクジウオという、
眼が1つしかない原始的な生き物が
眼を2つもつカエルやヒトの間で、
遺伝子がいつどこで働くのか、
違いを生み出す仕組みを調べて、
2つの眼を持つ生き物が進化してきた謎を解き明かそうとしています。
ナメクジウオはゴボウのささがきような形をしていて、
脊椎動物の遠い祖先といわれています。
↑これがナメクジウオ。本当に生物なのかな!?
なんと5億年前の地層からそっくりな化石が出てきたそうなんです!
ナメクジウオの遺伝子が人に繋がっているかも!?しれません!
先生が今すぐには役に立たないかもしれない研究を続ける理由は、
ベンジャミン・フランクリンの電気の研究を
その当時電気が役に立つなどと誰も考えていなかったことと同じように、
化学の歴史に貢献するのは自分の存在証明だと思っているからだそう。
最後に10代へメッセージ!
林先生「いろいろと挑戦して公開したほうがいいのかなと思います。
それは研究も同じです。
後悔しないために努力すれば、
たとえ上手くいかなくても何か得られるはず!
これは研究も同じで
挑戦すれば思いもしない発見がある。
人生も同じことだと思います。」
萩野先生!
心から、ありがとうございました!