広島大学 Radio Campus 第40回!

毎月第1、第3月曜日は「広島大学 Radio Campus」のコーナー!

広島大学の先生や学生にインタビューをして

先生の研究や学生が取り組んでいるのかを伺うコーナーです!

今回は、広島大学理事・副学長の田中純子先生にインタビューした様子をお届けしました!

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田中先生が研究しているのは、

肝炎ウイルスに関する疫学研究をしているそう。

肝炎ウイルスは世界で5種類あるそうなのですが、

肝硬変、肝がんという症状が出るそう。

特にB型、C型にかかってしまった人が

一般の人にどのくらいの割合で広がっているのか、

肝炎ウイルスに持続的に感染するとどういう経過を辿るのか、

感染防止対策がどの程度効果があったのかを研究しています。

一般的にウイルスは誰にでも感染する可能性があるので、

10代も感染するそう。

予防のためにはウイルスの入った血液を触らないことが大事になります。

B型に関してはワクチンが出来ていて、

C型に対しても効果的な薬が出来ているので

地球上から肝炎ウイルスがなくなるかもしれないんだって!

2030年までに撲滅まではいかなくても、

限定的な人数にしようという目標で対策が進んでいるんだそう。

そんな研究をされている田中先生は、

4月から広報担当になったそうで…

広島大学の研究についてホームページ等で発信したりしています。

先生から見た広島大学の魅力は、

「色んな先生、学部がある総合大学なので世界が広がることだと思います。

特にグローバル化で色んな国からの学生や先生が来ているので

考え方が広がったりして新たな自分が見つけられる大学だと思います。」

とのこと!

最後に10代へメッセージ!

田中先生「本を読んだり、映画を見たりして

自分がどういう人間なのかを考えてほしいです。

自分は何をしたら楽しくて、何をしたら喜んで…

というような人と違う何かを見つけることで

『楽しいからこの道を選んだ』

という人生が送れるといいかなと思います。

10代の方には自分は人と違う何があるのかを

考えてほしいということをメッセージにしたいと思います。」

田中先生、暖かいメッセージ

ありがとうございました!