広島大学 Radio Campus 第42回!

毎月第1、第3月曜日は「広島大学 Radio Campus」のコーナー!

広島大学の先生や学生にインタビューをして

先生の研究や学生が取り組んでいるのかを伺うコーナーです!

今回は、数学の「確率論」という分野を研究されている

税所康正先生にお話を伺いました!

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税所先生が研究しているのは、確率論という分野で

これを生物学に応用するということをされているそうです。

例を出してみると、、、

午前中に電話に何本電話がかかってくるかは、日によって違うよね。

3本かかってくる日もあれば、2本かかってくる日も。

同じような状況が続いているのに変動がある、

世の中のことは偶然性に支配されて変わっていく事柄がすごく多いんです。

こういったことを数学的に研究する学問が、確率論なんだって!

先生が数学を扱う研究を始めた理由は、ズバリ!

「数学が好きだったから!」

好きなことはずーっと続ける方がいい、

好きなことをやるほうがいい!

いま好きなことがあるのならぜひそれを進めて欲しい!と

先生はおっしゃられていました。

そんな先生は、なんと数学の他にも

「セミ」についても研究されているんです!

セミが本当に大好きな先生は、

観察だけではわからないことを数学を利用して

数学的に「きっとこうなんじゃないかな?」と調べることをやっているんだって!

数学好きでセミ好きな税所先生の研究だからこそ、

初めて分かったこともあるんです!

セミのオスとメスは羽化の時期がずれていて、オスが先でメスが後になる。

それはどうしてなのか数学的に調べてみると、、、

メスが後の方がペアを作る確率が高くなることがわかったんです!

これは数学を使ったからこそわかった発見!

最後に10代へメッセージ!

税所先生「人が何を言おうと

好きなことを推し進めることをおすすめします。

嫌なことよりも、人から言われたから、よりも

自分がやりたいと思うことを

進路として選んでください!」

好きを突き詰めた税所先生だからこそ伝えられる

素敵なアドバイスでした♪

先生、心からありがとうございました!