毎週第4木曜日に月イチでお届けする
「てくたまラジオ 近畿大学工学部 潜入レポート」!
オオクボックスが近畿大学工学部に潜入して先生の研究を取材してくるコーナーです(*´ω`*)
今回は、「音」の研究をしている
情報学科の荻原昭夫先生に会いに行きました!
先生は高校生の時に放送部に所属!
しゃべるより機械をさわる裏方をされていたそうで、その時の楽しい日々が
今パソコンを使って音を加工したり分析するお仕事につながっているんだそうです!
先生は、目に見えない「音」が見えたらいいなという思いを持って研究をされています(^_-)-☆
でも「音」って目で見えないよね・・・・
そう!!!本来「音」は目に見えないんですが、
コンピューターで分析することで画面上に音を表示することが出来るんです!
音が空間のどのあたりに存在するかということを映像で表すことを
音の可視化というんだそうです!
先生たちはこれをサラウンド、3次元の音でやろうとしていて
この研究をしている人はなかなかいないんだとか(`・ω・´)
博士後期課程1年生の女性の大学院生が「音を見えるようにしたい」
「いろんな方に音に親しみを持ってほしい」っていう思いを持っていて
一緒に研究を行っているんですよ!
じゃー、音が目に見えると、どんなことに役立つのかな??
『サラウンド音響の環境を作るのに役立つんです!!!』
サラウンド音響はみんなの身近にもありますよ!例えば映画館!
映像で右から飛行機が飛んできて左に飛んでいく時
音も右から左に移動しているんです!
みんなが座っている席の周辺にはたくさんのスピーカーが設置されていて
そのたくさんのスピーカーを使って音が移動しているので
映像にさらなる迫力を加えたり、想像作品の没入できるんです!
そしてこれから映画館のようにおうちで映画を楽しむ方が増えていくので
サラウンド音響の需要は高まります!
でもサラウンド音響の設定は、かなり耳にいいプロにしかできないことなんです!
そこで、「音の可視化」のシステムの手助けによって
一般の人でもベストな位置にスピーカーを配置して、
ベストな場所にいい音を届ける、音の調整ができるようになるんです!(*’▽’)
↑ここは、9.2chのサラウンド音響システムがあるお部屋!
ここで映画をみたり、eスポーツ、ゲームをすると
音に囲まれて、まさにその世界に飛び込んだような気分になるんだって!
音って面白いね!
この研究はまだスタートしたばかりなので、5~10年の間に完成させたい!と
先生は語ってくださいました!
先生の研究が完成したら、僕も最高の位置にスピーカーを設置したい!
荻原先生、楽しいお話、ありがとうございました(/・ω・)/
今回の取材の様子は、、、
近畿大学工学部のホームページに動画コンテンツとして掲載されているので、
是非ご覧ください!⇒HP
次回の潜入レポートは8月27日(木)です!
お楽しみに(*´▽`*)