毎月第1、第3月曜日は「広島大学 Radio Campus」のコーナー!
広島大学の先生や学生にインタビューをして
先生の研究や学生がどんなことに取り組んでいるのかを伺うコーナーです!
今回インタビューをしたのは、大学院 人間社会科学研究科の教授でありながら、
広島大学附属中・高等学校の校長先生もされていらっしゃる
鈴木由美子先生にインタビューしてきました!
先生は「道徳の教育」について研究をされていらっしゃいます。
9ジラーのっみんなも道徳の授業を受けたことがあると思いますが、
今回はどんな風に道徳について研究されているのか、聞いてきました!
先生の研究内容は、「世界に共通する価値は何かを調べる」というもの。
さらに、道徳の授業でどんな風に授業をすれば効果的なのかを考えながら
教材を作っているんだそう。
先生の作った教材はたくさんありますが
ひとつ例を挙げると、杉原千畝さんを題材にした「6千人の命のビザ」という教材。
これは、命の重みを感じるために作った教材で、
先生は杉原さんの地元まで足を運んで取材をされたんだそう!
「道徳の授業」というのは、
今に対して自分たちが何をできるのか、考えるのか、
未来を生きる子どもたちが何を大事にするべきか考えるためにあるのではないか、
と先生はおっしゃられていました。
そんな先生がこのコロナ禍の中、もし道徳の授業をするとしたら
どんなことを伝えたいですか?と聞いてみました。
「いろんな人がいるけど、みんな同じ人間。
こんなときだからこそ、心に余裕をもって笑顔で過ごそう!」
最後に10代へメッセージ!
「みなさんの年齢のときは、やりたいことをやるのが大事です。
自分の考え、他の人の考えを大切にしてチャレンジしてください!
人生に失敗はありません。
全て糧になります!
失敗を恐れずチャレンジしてください!」
鈴木先生、ありがとうございました!