毎月第1、第3月曜日は「広島大学 Radio Campus」のコーナー!
広島大学の先生や学生にインタビューをして
先生の研究や学生がどんなことに取り組んでいるのかを伺うコーナーです!
今回は、広島大学大学院 人間社会科学研究科の
井戸川先生にインタビューしてきた様子をお届けしました!
井戸川先生は「陶芸」について研究されています。
具体的にいうと、陶磁器の製作・焼き物などで、
作った器の表面に陶芸用の絵の具だったり、
本物の金、銀粉を装飾する表現技法を研究しています。
どうして金、銀粉を使おうと思ったのか聞いてみると…
単純に綺麗だったから!
日本画では使われていますが、
陶芸で金、銀粉を使うと焼くときに消えてしまうんだそう。
そこで!
焼くときに色が消えないようにするにはどうすればいいか
という研究をしているんだそうです。
試作品の中にはボツになってしまうこともありますが、
そのような作品は廃棄してしまいます。
使えそうなものは家で実際に使って、
使い勝手を試しているんだって!
使うことでわかることもあるから、
家族の評価を参考にすることもあるどうです
井戸川先生に苦労したことを聞いてみると…
完成しても評価されないで何度も落選したこと。
井戸川先生はそれでも諦めずにチャレンジしたことで
形になった、と教えてくださいました。
☟作品づくりに使うろくろ!
☟実際の作品!
最後に10代へメッセージ!
「興味があることはあきらめないでやり続けること!
そうすることで回りの人も評価してくれるようになると思います。」
井戸川先生!
心から、ありがとうございました!