理系高校生の活動を応援する
「近畿大学工学部 presents てくたまラジオ」!
毎月第1木曜日にお届けしまーす☆彡
「てくたま」っていうのは近畿大学工学部のキャラクターで「テクノロジーのたまご」のことです!
今年度最後のてくたまラジオは
広島国泰寺高校 科学部生物班に行ってきました!!
部室に入ってびっくり( ゚Д゚)!
血まみれの女子部員が!!!
カエルにあげる餌のレバーをハサミで切り刻んでいました!!
広島国泰寺高校の科学部には
「物理班」「化学班」「数学班」「地学班」「ソリューション班」があって
様々な研究をしています!
生物班の中でもいくつかのチームに分かれていて、
蟻の研究をしたり、カエルやゴキブリの研究をしたり様々です!
今回は、全国高校生フォーラムで文部科学大臣賞を受賞したチームから
石田さんと山本さんにインタビュー!
研究テーマは
「海環境におけるマイクロプラスチック汚染指数の作成」!
マイクロプラスチックとは海や風など物理的な刺激や
紫外線によって5mm以下まで小さくなったプラスチックのこと!
海や川に流れ出た家庭ごみや、海産物の養殖に使われる漁具、
人工芝からもマイクロプラスチックは発生します。
具体的な研究結果はでていないけど
このマイクロプラスチックが海の環境に悪影響を及ぼしているのでは?!
と言われている環境問題なんです!
研究方法としては
指標に適する生物を特定するために
カニ、マガキ、ムラサキガイの3つのグループに分かれて
広島湾でとってきた魚類の内臓の観察や
自分たちでマイクロプラスチックを与えて
どれくらい取り込むのか、取り込んだことの影響を調べているそうです!
そのためにプラスチックを削る作業もしていました。
研究で大変な事はたくさんあるんだけど、
5mm以下の小さなマイクロプラスチックなので
データを取るのが大変だそうです!
ほら、、、今部員さんがマイクロプラスチックを
ピンセットで一つ一つかぞえているんだけど、、、見えないでしょ?!
この作業を見て大変さがよくわかりました!
今時点の進捗状況としては
マガキでいうと、マイクロプラスチックを多く取り込んだカキほど
取り込むエサの量が減少するという結果がでたそうです。
カキには目がないのでエサと一緒にマイクロプラスチックを
間違えて取り込んでしまっていて、エサの栄養を吸収する部分が
阻害されているのでは?と推測しているそうです!
生物班チームからのメッセージ
マイクロプラスチックは深刻な環境問題です。
ポイ捨てをしない、しっかり分別をしてごみを捨てる
リサイクルをする、なるべくプラスチック製品を買わないなど
だれでも簡単にできることがあります!
みなさんの協力がないとマイクロプラスチックは削減できないので
ご協力をお願いします!!
<おまけ>
白衣にばっちりメッセージも!
生物班の部室はすごい!!
パソコンで部活動!!
<お知らせ!>
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今年度てくたまラジオの取材でお世話になった
高校生てくたまのみなさん、そして先生方、
本当にありがとうございました!!
また来年度再会したいですね!!!