広島の様々な分野のトップ、V.I.Pの方々に
毎月お一人ずつお話を伺っていきます。
8月にご紹介するのは、1940年のお生まれ、
竹鶴酒蔵株式会社 代表取締役 竹鶴壽夫さんです。
1733年、江戸時代から歴史のある蔵元、竹鶴酒蔵。
第1週は「竹鶴酒蔵のお酒」についてお届けします。
竹鶴酒蔵のお酒造りのコンセプトは、
「最も自然なお酒」であること。
日本酒に人工的な加工をするのではなく、
「自然の恵みを頂くという謙虚な気持ちを持って
お酒造りをしている」と竹鶴社長はお話しくださいました。
この言葉が表すように、
日本酒業界では、活性炭素を使って色を抜き、
無色透明のお酒を造るという風潮があるということでしたが、
竹鶴酒蔵は「自然の食品のなかで色がないのはおかしい」という
考えのもと、できたものを加工せずに色のある日本酒を製造されています。
自然なお酒を造るには、手間も時間もかかる日本酒造り。
竹鶴社長は、一切の妥協をしないで自分の信念を貫くことで、
そこに理解してくださる方がいればいい、という
力強い信念をお話しして下さいました。
第1週は、「竹鶴酒蔵のお酒」について送りしました。