株式会社マルニ木工 代表取締役社長  山中武様①

「The FACE」
このコーナーでは、広島のさまざまな分野のトップ、V.I.Pの方々に
毎月お一人づつ、お話を伺っていきます。
4月の「The FACE」は、1970年8月21日生まれ、
現在45歳でいらっしゃいます、
株式会社マルニ木工 代表取締役社長 山中武さんのインタビューをお届けします。

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1週目のテーマは、『マルニ木工のあゆみ』
マルニ木工は1928年に創業、今年88年を迎える木製の家具の製造・販売をされている歴史ある会社です。
社長の祖父の兄で創業者の山中武夫さんは、宮島出身で木が好き、そして、好奇心旺盛で
技術・技能に関心のあった方だったそうです。
その中で自然と工芸品に興味を注いでいったのが、会社を立ち上げるきっかけではないかとおっしゃいました。
工芸品の中でも家具に焦点を当てたのは、海外・海外の生活へのあこがれを強く抱いていて、「曲げ木の椅子」に衝撃を受けたそうです。
長い歴史の中で、第二次世界大戦の戦時中、飛行機の尾翼の製作にも携わりました。
そこで左右対称などミリ単位の精密さを求められ、その技術は今も引き継がれているとのこと。
山中社長は、2001年に入社されて2008年に社長に就任。
社長になった当初は、何が創りたい、何をしたいというよりも、業績を立て直したいという
思いが強かったそうです。
就任されて8年、社長の思いはどのように変化しているのでしょうか。
来週は、『マルニ木工のこだわり』をテーマにお送りします。