広島魚市場株式会社 代表取締役社長 佐々木猛様②

「The FACE」
このコーナーでは、広島のさまざまな分野のトップ、V.I.Pの方々に
毎月お一人づつ、お話を伺っていきます。
6月の「The FACE」は、1954年1月2日生まれ
現在62歳でいらっしゃいます、
広島魚市場株式会社 代表取締役社長 佐々木猛さんのインタビューをお届けしています。
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2週目のテーマは、『広島魚市場のこだわり』
卸売業を主に行っている広島魚市場ですが、近年は、広島県産レモンの果汁を
エサに混ぜて養殖した魚の販売も行っています。
今年3月には、「レモンはげ」を独自ブランドで販売され注目を浴びていますが、
きっかけは、はげ(かわはぎ)をもっと美味しく食べてもらいたいという思いから
でした。
かわはぎは肝にくせがるけれど、実は価値があって美味しい部分でもあるそう
です。広島県産レモンの果汁を使う事で、肝のくせが改善されないかと試して
みたところ、良い結果が出て、商品開発に踏み出したそうです。
他にも、レモン果汁によって、養殖独特の油臭が軽減されたり、身により透明感が
出たり、色変りがしにくくなったりと、さまざまな効果があり、お客さんにもその効果
が評価されてか、スーパーで取り扱われる割合も多くなっているそうです。
「少し値段は高いですが、お客様にはそれだけの効果を実感していただいている」
お客さんに評価され、安心してお買い求めいただいている。
また、そういう商品に育てる事で、生産者にもメリットに感じてもらえるものを生み出
していきたい、と佐々木社長はおっしゃっていました。
来週は「佐々木社長の休日」をテーマにお届けします。