今日は、「語り継ぐ」というテーマで、
「人形劇のあひる座」代表の 中峠房江さんにお話しを伺いました。
中峠さんは、昭和12年に生まれ、現在までずっと呉に住んでいます。
「人形劇のあひる座」は、呉市で40年以上活動をしている
アマチュア人形劇団。県内各地の保育園や公民館などから毎年、
講演依頼を受けて、たくさんの子供たちに人形劇を届けているのです。
また、昨年。中峠さんが体験した、
呉空襲をもとにした紙芝居「ふうちゃんのそら」を制作。
ふうちゃんという名前のおばあちゃんが、孫に呉空襲の話を
聞かせるというストーリーです。
姉と二人で防空壕に逃げ、翌朝見た、焼け野原の呉の町。
爆弾で死んだお父さん。最後には平和のメッセージを
込めたお話しです。
7、8年前に、人形劇のあとに、呉空襲の自分の体験を話した時に、
子供たちはもちろん、若い先生や親御さんたちが、呉で空襲があった事を
知らない事に驚いた中峠さんは、本当にあった事を知ってもらおう。
そして、子供たちの未来が平和である事の強い願いを込めて
昨年、呉かみしばいのつどい 代表の関家さんと、
呉市在住の絵本作家 よこみちけいこさんと紙芝居を作ったのです。
この紙芝居を通して、呉空襲の話を語り継いでいってほしいと、
そして、この紙芝居を見た後に、平和について考えてもらえたら
いいな。とおっしゃっていました。
紙芝居の様子など、こちらから見られますので、
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
http://www.ikuchan.or.jp/ouendan/shien/01/post_16.html
今日は「語り継ぐこと」というテーマで、
中峠房江さんにお話しを伺いました。ありがとうございました!