2月6日(木)もしもしWEATHER通信

今日の「もしもしWEATHER」は、

廿日市市消防本部 ソナエントくんとお電話をつないで

廿日市市のお天気をお伺いしました♪

きょうは陽が差したり陰ったりを繰り返している天気です。雨や雪も降りそうにありません。

雲が多い空です。ソナエントくんの家は海に近いので雪は今年まだ見ていないそうです。

午前中に散歩して山のほうも見てきましたが、雪もほとんどない状態とのこと!

そんなソナエントくんに、きょうは電気火災についてお話を伺いました!


今日は電気が原因となる火災の話をします。

火災の原因というと、タバコとかコンロを思い浮かべる方も多いとは思いますが、実は、電気器具や電気配線から出火するケースも多く発生しています。

火よりは安全に思える電気でも、使い方によっては危険になりますので、事例をご紹介します。

一つ目。

電気コードが家具の下敷きになっていると、火が出る恐れがあります。

電気コードは中身に金属の電線が通っていますが、それは細い線が何本も束ねられてできています。

コードが家具などで踏まれると、その細い線がプチプチと切れて、束のつながっている部分が細くなっていきます。

細いと電流が通りにくくなりまして、電気抵抗が大きくなったところに、今までと変わらない大きな電流が流れますので、高い熱が出ることがありますし、さらにひどくなると、火花が散って電線が切れてしまうこともあります。

例えるなるば、ぼろぼろの橋に、たくさんの人が殺到して、橋が壊れてしまうとイメージしてもらえば分かりやすいかもしれません。

二つ目。

電気コードを束ねて使っていると、火が出る恐れがあります。

普段気づきにくいですが、実は電流が通っているコードは、熱を帯びています。

コードを延ばして使っていると熱が逃げますので、その熱がたまることはないので、安全です。

ところが、束ねて使う、ぐるぐる巻きにして使うと熱いものと熱いものがくっついている状態になります。くっついている分、周りに熱も逃げずに、どんどん熱がたまっていきます。

すると、コードの表面が溶けて、電線がむき出しになったあげく、絡み合って火花が飛びます。

大変危険です。

なので、コードは束ねて使わないようにしましょう。

そのほか、プラグとコンセントの間にほこりがたまり、普段通らないところに電気が通って、火事になる。

電球が熱いのに、もえやすいものを近くにおいて火事になる。など危険はいっぱいです。

そうならないようにするためには、電気コードの状態もチェックする。コンセントのほこりをとる。と、整理整頓が行き届いた生活をしてもらえれば、火災危険を少なくできます。

見た目で異常が分かりにくい場合もありますが、異常に熱を持つ、電気がつきにくい、ついたり消えたりする、こげくさい、などの異変があれば、点検した方がよろしいでしょう。

電気火災に備えてください。


きょうも詳しく教えてくださりありがとうございました!

ソナエントくん、次回もよろしくおねがいします✨