中継ぎ投手陣の鍵

今日は、5月に一軍昇格後、貴重な中継ぎとして活躍中の中田廉投手の
インタビューをお届けしました。
「四年目の今年は、二年目、三年目の失敗を繰り返さないように、
とにかく腕を振って投げるようにしています。その結果がいい方向にいき、
まだシーズン途中ではありますが、いい感じで投げることができています」。
「ファームに落ちた時、澤崎コーチ、小林コーチに、とにかく外角に強いまっすぐ
を投げること、を言われたんです。今は、その言われた事を意識して、腕を
振って強く投げる事を心がけています。
僕は今は、中継ぎですが、ゼロ(無失点)で抑えることを意識して投げています。
投げるシチュエーションでは、1点は仕方ない場面、1点も与えてはいけない
場面…色んな形がありますが、とにかくゼロにこだわっているんです」。
7月には、2年ぶり、プロ2勝目を中継ぎとしてあげた中田投手。
今は、先発、抑えなどにこだわりがある訳ではなく、とにかく今中田投手自身が
与えられたポジションで全力で投げることを心がけているそうです。
また、ルーキー野村投手、土生選手、そして白濱捕手と並んで広陵高校OB
でもある、中田投手。先日、監督さんの誕生日にはOB4人で、監督さんに、
学校近くの銭湯の入浴チケットをプレゼントしたそうです。優しいですね!
オールスターまでを5割で乗り切ったカープにとって、
これから始まる後半戦は、中継ぎ投手陣が課題…と首脳陣は言っています。
中田投手をはじめ、どれだけ中継ぎ投手陣が踏ん張っていくかが、
シーズンが終わった時に、みんなが喜べる位置にいられるかの、
大きなカギを握っているのかもしれませんね。

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