5月29日は、紫熊倶楽部編集長 中野和也さんをお迎えしました!!

サンフレッチェ広島オフィシャルマガジン 紫熊倶楽部編集長 
中野和也さんをお迎えしました!!

DSCF6039.JPG
いつも、サンフレッチェへの愛が溢れ出ている中野さんの記事。
今日はリスナーさんからも”中野さんがサンフレのライターでよかった!”
“いつも愛のある記事をありがとうございます!”
などのメッセージがたくさん届きました!!
Quesition:
まずは、先週末のコンサドーレ札幌戦ですが、3-1で勝利しました!!
Answer:
風が強かったですね~。
札幌の人から言わせると、「厚別はこんなもんだ」そうなんですが、
正直そういうのは、慣れれば問題ないわけで。
ピッチも結構悪くて、広島にとっては非常に悪い天候や環境だったんですが、
そこに慣れて対応するのが早いかどうかが、
チームの経験やクオリティにつながると思うんですよね。
そういう意味では、最初は難しかったですけど、
高萩くんと青山くんの所でチャンスを作って、
それを寿人くんと山岸くんがしっかりと決めたと。
あの2点で勝利は8割方は決まったんじゃないかと思いますね。
(札幌の勢いや脅威は)そこまで感じなかったですね、正直。
“普通の石崎さんのサッカーだな”と思いましたね。
もっと前から来るかと思ったんですが。
寿人選手がああいう得点ができるようになったのは、広島ひとつの成長ですね。
一番のポイントはやっぱり高萩と青山の所だと思います。
ボールを奪いに行った寿人が、(札幌の)河合選手を挟み込むような形になって、
プレスをかけて寿人→奪ったのが青山…と非常にいいコンビネーションでした。
そこからの切り替えが完全に上回っていますよね。
あの切り替えで上回ったことがひとつの勝因ですよね。
Quesition:
寿人選手が9年連続二桁得点を決めましたね!!
Answer:
まぁ、二桁については時間の問題だろうと思っていましたしね。
今年の13試合で10得点というゴール奪取率の高さ、
これそのものが凄いですよね!
30歳を超えて、さらにキレが増してると。
まぁなによりも、寿人はやっぱり考える。監督も言っていましたけど、
“常にどうすれば自分がゴールを取れるかということを、
考えて考えて・・・っていうのを少年の頃から続けている”と。
それを、30歳を超えてもずーっと続けている、
この継続の力っていうのが一番僕は凄いと思いますね。
人間そんな事はね、続けられないですよ。やっぱり途中でイヤになる事もあるし、
ちょっと調子が悪かったら「オレ向いてないのかな」と思うこともあるし。
ましてやあの体、身長も高くないですし。
瞬間のスピードはすごくありますけど、
長い距離のスピードはそんなにないんですね、彼は。
でも、その身体能力を補って余りある体のキレ。
そして、どうしたらゴールが取れるかを少年時代からずっと練習してきたと。
その”努力”と”考える”、この継続性の天才だと僕は思いますね。
Quesition:
次の寿人選手の目標はどうなんでしょうね!?
Answer:
クラブの得点記録が、八シェック選手が1994年に出した19点なので、
それを超えることがずっと彼の宿願だったので、
そこを上回るというのを目標に置いていると思います。
その前に、広島でのJ1 100ゴールっていうのありますけど・・・
今年、彼は恐らくそういったものを超越してくるんじゃないかと思いますね。
そういう個人的な数字を超越したものを僕らに見せてくれるんじゃないかと。
例えばそれがゴールの質だったり、ゴールの頻度だったり、
みんなが感動するようなゴールだったり。
そういうのを積み重ねて、広島を高みにもっていってくれるんじゃないでしょうか。
今はそのための非常にいいパートナーにも恵まれていますからね。
Quesition:
そして、森﨑浩司選手のFKでのゴールも素晴らしかったですね!!
Answer:
ちょうど壁の間をすり抜けるという・・・
あそこを狙ってやったんだったら、大したもんです!!(笑)
まぁ浩司が狙って打ったということにしておきましょう!!
あそこを通せるというのは、ひとつの彼の技術であり、気持ちであり。
「気持ちには引力がある」という森山ユース監督の名言にもあるように、
彼だけじゃなくてチーム全体の気持ちが乗り移ったと思いますね。
Quesition:
試合後の会見では、浩司選手のことを聞かれた森保監督が
思わず涙ぐんでいたそうですね。!!
Answer:
いやぁ~。あの会見は、ちょっと見ている方はくるものがありましたね。
いかに森保監督が選手のことを思っているのか。真剣に考えているのか。
それは、開幕戦の前日にも選手を選ぶ時に、思わず涙を流されたんですけど、
やっぱりそういう熱さ、情熱、情が入り混じってましたね。
監督は、森﨑浩司選手の非常に辛い状況は一番近くで知っているので、
そこも含めてちょっとくるものがありましたね。
Quesition:
高萩選手も現在7アシストです!!
Answer:
高萩選手のことがあまり話題にならないですけど、
13試合で1得点7アシスト、これって凄いことですよ!!
1シーズンで二桁アシストなんて、そうそうできないことで、
ある意味、二桁得点よりも難しいんじゃないかと思いますね。
特に、この間の2アシストは派手さはないんですけど落ち着いているし、
ちゃんと得意足がどっちか(寿人選手:左足 山岸選手:右足)
を分かって、しっかりその足に出してますしね。
もっと得点に絡んで、代表の声も出てくるような選手になってもらいたいですね。
Quesition:
6月に入れば、ナビスコカップがあります。
若手にチャンスの順番が回ってくるかもしれないですよね!?
Answer:
「先輩たちに負けたくない」という思いとか、
「どんな厳しいことでも乗り越えていこう」という強さとか。
そういうものをサポーターの前で見せて欲しいですよね。
いい機会がカップ戦だと思うので。
若手にはしっかりとチャンスを掴んでほしいですね!
(ベガルタ仙台戦は)彼らがどういうメンバーで来るか分かりませんが、
ただ、どういうコンセプトで来るかは分かりますよね。
それに仙台とはJ2時代から戦ってますし、サポーターのみなさんはたぶん
“仙台といえばこういうチームだ”というのが分かると思います。
ただ、ひとつ言えるのは、今までの仙台よりは前線に怖い選手がいると。
今まではチャンスメイカーはいたけど、ストライカーがいなかったんですけど、
今は赤嶺とウィルソンという二人がいるので、
彼らを中心とした得点力が高いので、今までとはひと味違う仙台だと思います。
Quesition:
札幌での話に戻りますけど・・・プライベートでも楽しかったそうですね!?
Answer:
やっぱねぇ、勝ったからできたことだなぁと(笑)
気持ちよかったですね!
勝ったから携帯サイトのレビューも一生懸命も頑張って早く書いて(笑)
食べてばっかりですけど・・・馬車は楽しかったですよ!
大通公園から時計台→北海道庁を40分くらいかけてゆっくりと回るんですけど、
非常に楽しかったです!!オススメです!ぜひ乗ってみてください!
ジンギスカンも2回食べたんですけど、
地元の人にも人気の「だるま」というお店があって、
ジンギスカンは、普通ラム肉なんですが、そこはマトンを使うんです。
しかも生マトンを食べさせてくれるんです。めちゃめちゃウマいです!
さらに、野菜は玉ねぎに少しの長ネギだけで、しかも新玉ねぎで、
そこに肉汁とタレがからまった時のウマさといったら・・・!!!
まぁ素晴らしいですよ!!値段も決して高くなくておススメです!!
Quesition:
最後にメッセージをお願いします!!
Answer:
週末は代表の試合もありますが、西川選手を含めて代表も応援しつつ、
来週はナビスコカップ、それが終わればセレッソ戦。
まだまだこれからが正念場だと思いますので、みんなでしっかりと支えてあげて、
秋には喜びのを監督ともに流せたらいいですね!