サンフレッチェ広島 オフィシャルマガジン
紫熊倶楽部編集長 中野和也さんをお迎えしました!!
ついに首位に立ったサンフレッチェ!!
サポーターの力強さに感動した中野さんとto-rock☆
この調子でアウェイも勝つぞー!!
Quesition:
先週末のべガルタ仙台戦は2-1で勝利し、見事首位に!!
いやぁ~よかったですね!!
ゲームが終わった瞬間はどんな気持ちでしたか??
Answer:
声も張りが出ちゃいますよね!!
(ゲームが終わった瞬間は)なんて言うんですかね~・・・
感無量とはこういう事だなって感じですよね。
非常に良い試合でしたし。
やっぱり、サポーターのみなさんの大声援、
大拍手が胸に沁みたというか、心に響いたというか。
相手の監督さんも「広島サポーターが呼び込んだゴールだった」
と言われてましたが、まさにその通りだったと思います。
良い試合でした!!
Quesition:
そんな、ベガルタ仙台戦ですが、試合を振り返っていかがですか??
Answer:
首位攻防戦は今年2回目で、1度目はアウェイの仙台戦でしたが、
“Jリーグ今季最高の試合だった”
と、胸を張って言える、素晴らしい試合でした。
で、今回の試合については、また別のテイストがあったと思います。
何が違ったかというと、
アウェイの試合の時がハイテンションサッカーだとすれば、
先週末の試合は、深みのあるサッカーというか、
前半は非常に静かな立ち上がりで、
堅剛同士のつばぜり合いの一歩手前というか、
頭の中にいくつものパターンを考えながらやる、ああいう空気、
あるいは将棋の名人同士がタイトルをかけて戦うような静けさ、
静けさの中の緊張感、ああいうのは日本人は感じられる感性がありますから、
45分見られて、静かな割には緊張感があって疲れたと思うんです。
それが、仙台が予想外に仕掛けてきた。
それをきっかけにカズのゴールがうまれ、
それでスイッチが入って、今度は熱い激しい戦いになった。
“静”と”動”。”静けさ”と”激しさ”、
これが見事なコントラストになったと思います。
そしてなによりも、アウェイでは引き分け、今回は勝ったと。
そして久しぶりにホームでみなさんと一緒に喜べた。
これがなによりですよね。
Quesition:
先週末のビッグアーチ、本当にサポーターの声援がすごかったですね!
Answer:
本当にすごかったですね!!
感動しました!
まず、聖火台近くまでサポーターで埋まりましたね!
そしてなにより、選手が一番つらい時、
後半同点になる直前くらいから、足も若干止まりかけて、
体力的にもすごくキツかったと思います。
そこで起こり上がった拍手、声、歌が選手を1歩、1歩前に進めましたね。
素晴らしかったと思います!!
Quesition:
(リスナーからの質問)中野さんの記事を読んでいると、
(高萩)洋次郎くんを好きなのがよく伝わってきます!!
Answer:
一人ひとりの選手は素晴らしい所はたくさんあるんですけど、
洋次郎選手は、やっぱり他の選手とは違うんですよね。
今日も、高校生の頃からの彼のインタビューをまとめて読んでいたんですが、
発想がちょっと違うんですね。哲学が違うというか。
感覚だけじゃなくて考えているし、
でもその考えを簡単には外には出さないし、
自分の世界を崩されたくないと思っているけど、
いいと思ったことは積極的に取り入れてるし。
別に他の選手も個性的で全部違うんですけど、
彼はプレーも他と違う、だからこそ考え方も違うのかなと思いますね。
(覚醒した彼を見て感無量なのでは?)
うーん。まだまだ覚醒じゃないでしょう!?
もっと点取れると思いますし。
僕は彼に何回も言ってますが、
J2で14得点できた人間が、J1で二桁取れないハズがないと思います!!
10得点20アシストくらいできる選手だと思います。
まだまだ!まだまだ彼はこんなもんじゃないですよ!
これで彼が爆発したと思ったなら、彼に失礼かなと思いますね。
(日本代表にも選ばれて欲しいですね!)
そうですね。
彼も日本代表に呼ばれたら断らないって言ってましたよ(笑)
Quesition:
さあ!週末はアウェイで名古屋グランパスと対戦します!!
どんな試合になりそうですか??
Answer:
非常に厳しい相手だと思います!
能力が高いことはリスナーのみなさんもよくご存じだと思います、
個人の能力やチームの熟成度を考えても。
彼らはパスを繋いで、攻撃的にもできますし、
思いっきり引いてカウンターをすることもできます。
永井選手が出場停止ですが、代わりの選手はいくらでもいますから、
闘莉王選手を中心として非常に堅いディフェンス、
それからセットプレーの強さ、すべて持っています。
名古屋は現在5位です。
名古屋にしてみたら”広島を叩かないと優勝はない!”
と思っているでしょうから、死に物狂いでやってくると思います。
なので、相手の闘志に少しでも劣ることがあれば、
もう能力差でやられると思います。
ただ、チームとしてのまとまりとか、
戦術の洗練度とか決して負けてないと思います。
そして、今年に関しては得点力は広島の方が上です。
そんな中、佐藤寿人選手がやってくれるんじゃないかなと。
彼がゴールしてくれれば、
勝利を我が手にすることができると思いますね。
でも、決して楽観できるどころか、
相当な覚悟をもって挑まないといけない相手だと思います。
Quesition:
最後にメッセージをお願いします!!
Answer:
ここまで来たんで、このチャンスをみんなでモノにするためにも、
団結して、まずは名古屋戦、必勝でいきましょう!!
そして鳥栖戦は、またたくさんの方に来ていただきたいと思います!!
9月18日は、 紫熊倶楽部編集長 中野和也さんをお迎えしました!!
2012年9月18日 8:25 PM
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