3月19日は、紫熊倶楽部編集長 中野和也さんをお迎えしました!!

サンフレッチェ広島オフィシャルマガジン 
紫熊倶楽部編集長の中野和也さんをお迎えしました!!

厳しい戦いが続きますが、「一丸」となって前進あるのみ!!
Quesition:
アウェイで行われたACL 北京国安戦は1-2で2連敗となってしまいました。
試合を振り返っていかがですか??
Answer:
前回同様、開幕連敗となりましたが、
まだ予選リーグ突破の可能性がありますからね!
パク・ヒョンジン選手は、
左のワイドで出て、やっぱり左足はいいものを持っているなと思います。
ただ、経験がまだ足りないのと、彼は大学の時代にケガをして、
試合勘がまだ取り戻せていないということもありますので、
これから経験を積むことで学んでいけるんじゃないかと思いますね。
とりあえずデビューできて、90分プレーしたというが
彼にとっては大きなことでしたね。
イ・デホン選手は1点目の起点になっているので、
そこは仕事したなという感じがしますが、
本来ならば、もっとアイデアを持てる高萩洋次郎のような、
みんなが驚くようなアイデアを出せる選手ですし、得点力も持っています。
そういうこともあって、もうちょっとやれると思いますね。、
ただ、デビュー戦ですし、あの状況でいきなり出て自分のプレーをするのも
なかなか難しいでしょうから、まぁ彼もこれからじゃないですかね!
今年については”育てながら結果を出す”、というのが大きなミッションなので、
そういう意味では、ACLでのあの厳しい相手とか
アウェイとかいう経験を積めたというのは大きいですね。
でも、経験を積んだだけに留まっているのでは意味がないですから、
それをどう活かすかは各個人で考えないといけませんね!
Quesition:
先週末ホームでの鹿島アントラーズ戦は惜しくも0-0の引き分けでした。
この試合はいかがでしたか??
Answer:
すごくいい試合だったと思います!
0-0でも非常にスリルもありましたしね。
Jリーグの中でもこういう試合が見られるのは非常に良かったと思います!
特に後半とかは、内容そのものだけ見れば、
ようやくサンフレッチェらしいサッカーで、
非常に明るい材料を持って2週間の中断に入れると思います!
うちらしいリズムというか、そういうのは出てましたよね。
ピッチを広く使うとか、後ろからどんどんリスクを追って出てくるとか、
そういうのは今季初めてと言っていいんじゃないでしょうか。
まぁあとはゼロックスの前半ぐらいとかですが。
しかも相手は鹿島でしたからね。それがよかったです!!
Quesition:
ACLで行かれた中国はどうでしたか??
Answer:
大連経由で北京に着いたんですが、
噂どおり、降りた瞬間に、いがらっぽ~い…
なんか空気が胸を締め付けるわけですよ。
で、人間が恐ろしいのは慣れるって事なんですよね。
試合の時は結構晴れていて、
「なんだ、キレイじゃん」とか「空気大丈夫だな」と思ってたんです。
けど、博多に着いたら、「なんて空気っておいしいんだ!!」と思いましたね!!
空気については日本はキレイだ、
吉田は最高だ!というのがよく分かりました(笑)
あと一番目についたのが警備ですね。
スタジアムに入る時には、
飛行機に乗る時に通るあの金属探知機を必ず通らないといけなくて、
手荷物も全部機械に通さないといけなくて。
ある記者さんも飲みかけのペットボトルを没収されてましたね。
武装警官や人民解放軍など、
日本では見ないような物々しい人がたくさんいました。
日本からのサポーターの人たちも厳しいチェックがあったみたいで、
自由に行動できなかったと思いますね。
選手のバス移動もパトカーが先導して移動していましたよ。
ネット環境も大変で、速報がほとんど出来ませんでした。
キックオフの30分前くらいからプッツーンとネットに接続できなくなって、
2時間ほとんどダメでした。
これはうちだけじゃなくて、他のメディアさんたちも全部ダメでしたね。
ところが、試合が終わるとスムーズになるという・・・。
実はそのネットが繋がらない間、電話はできるんです、
でも通信ができないんです・・・いろんなものを感じましたね。
Quesition:
最後にメッセージをお願いします!!
Answer:
今年は開幕から勝ち点3がなかなか取れませんけど、
間違いなく、この鹿島戦で手ごたえをつかみましたし、
ACLでは北京戦では負けはしましたが、
若い選手たちがそれなりの力を見せてくれたと思います。
1歩1歩、覚悟を持って進んでいるのは間違いないと思うので、
ぜひサポートしていただきたいと思います!!