GOOD JOG の映画アドバイザー 蔵本健太郎さんに 9月のオススメの映画を伺いました。
1つ目は、『関ケ原』
1600年に起こった戦国史上最大の戦いを描いています。
累計部数620万部越えの司馬遼太郎のベストセラーを原作として、『長い月』などで知られる原田眞人監督が映画化しました。
岡田准一さんが演じる石田三成のこれまでの大河ドラマで描かれていたイメージを覆す視点で描かれています。
この映画では、正義を信じ、愛を貫く純粋な武将として描かれていて、
敵の大将であった家康を悪役の様に描いています。
アヤノンによると、誰が西軍で誰が東軍なのかを理解しながら、観てみると面白い作品だと感じることができるそうです。
蔵本さんの評価は、満点の☆5つ。
2つ目は、『三度目の殺人』
『そして父になる』や『海町ダイヤリー』といった家族を題材にした作品が多い是枝裕和監督の最新作です。
是枝監督にとっては、初のサスペンス作品なんですが、福山雅治さん演じる弁護士が役所広司さんが演じる殺人犯と向き合っていく中で真実を求め、奔走します。
ガラス越しに二人が話し合うシーンでは、観ているこちらが真実を早く教えてほしいと感じる程、作品に集中できますよ。
是枝監督が日本の法廷で起こっている真実を入念に調べ、物語にした作品です。
観た後につい誰かに話したくなる作品になっていますので、ぜひご覧になってください。
蔵本さんの評価は、☆4.5。
この2作品をぜひ観てみてください。
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