オラ!!神原隆秀です。
ついに放送することができました
広島エフエム放送特別番組 スペイン音紀行
「Viva La Vida ~魂のフラメンコ~」
お聞きいただいたみなさま、ありがとうございました!!!
そしてまだという方、ぜひradikoのタイムフリーで聴いてくださいー!
週末などにじっくりと時間をとって54分楽しんでいただくのがオススメです。
さてさて、実際にどんな雰囲気だったのか、
まだ聞いていない!ネタバレいやだー!という方は
ここから先はまだ見ないでくださいねー!!
成田空港を出発して16時間!
たどり着いたセビリアはフラメンコ発祥の地です!
青空がとても美しい場所ですね。
そして観光名所としてはいろいろあるのですが
世界で2番目に美しいと言われている観光スポット、スペイン広場もあります。
観光客でいっぱい!!
まさにインスタ映えの場所です。
インスタ映えしてない??笑
これどう考えても取材リュックどけるべきだったなぁ。笑
観光客向けにフラメンコも行われていました!!
歌、ギター、踊り、全て揃っていますね。
迫力に圧倒されます。
教会の鐘の音が鳴り響いていたり
大聖堂のミサも体感しました。
この大聖堂は、後世の人がとんでもないと思うくらいのものを作ろう!として
誕生した大聖堂。自分がすごくちっぽけに感じる、不思議な場所です。
セビリアがあるアンダルシア地方発祥のものとしては、闘牛もあります。
闘牛は・・・ひらりひらりとかわすだけのものだと思っていましたが、
最後にとどめを刺すんですよね。人と牛との生死をかけた1度しかない戦いなんです。
スペインに行く前に事前準備をしている中で初めて知り、とても驚きました。
実際にその場で見ていると、言葉にならない感情が沸き上がってきました。
さて!そしてフラメンコの取材を行っていきました!!
ホセガルバン フラメンコ教室でレッスンを行っていた
ホセガルバンさんの息子のホセアントニオさん!
ホセガルバンさんは現在活躍しているフラメンコアーティストの先生
の先生にあたる方で、まさに伝説のフラメンコ教室。
こちらでフラメンコの基本である「歌」「ギター」「踊り」を分解して
それぞれの音について詳しく教えてもらいました!
さらに、この三つの要素がうまく交わり合ったときに感じることができる
「ドゥエンデ」という瞬間の話も!神秘的で神がかった瞬間・・・・
日本語ではうまく表現できないその瞬間こそが、
フラメンコの魂を探るものになるのでは・・・?
ドゥエンデ探しの旅がスタートします!!
ギタリストのエル・ペルラさんは
生きてきて経験してきたこと、自分の人生をギターの音色にのせると言っていました。
歌い手のエネルギーリー・サンティエゴさんは
歌と踊りとギターの3つの調和が大事。
それぞれが主張しているだけではなく、
お互いの気持ちを引き出すということが大事と。
そして踊り手の松彩果さんは
今まで生きてきたそのすべてがフラメンコに詰まっている。
人生の経験を「今」歌い、奏で、踊る
それが大切なことを教えてくれました。
そんな中、松さんにインタビューをしていた時に
偶然現れたフラメンコダンサーのエイミーさん。
ドゥエンデは「学校で学ぶと消えてしまうのでは」と教えてくれました。
一体どういうことなんでしょうか?
学ぶと消えるの??
ドゥエンデを探しに、現地でカリスマアーティストとして知られる
フラメンコダンサーを訪ねました。
エル・トロンボさん。
彼は歌や踊りといった技術を教えるのではなく、
ジェスチャーなどを交えながら、フラメンコの本質とはなにか教えていました。
そんなエル・トロンボさんはフラメンコの原型をつくった
ロマ民族の集落に足を運び、レッスンを行っているんです。しかし彼は言います。
「僕も彼らに教えてもらっているんだ」
「彼らのフラメンコからは命を肌で感じることができる」
「彼らは生まれながらに本物のフラメンコダンサーなんだ」
きっとそこにはドゥエンデがある。
しかし、ロマ民族が暮らすトレスミルという場所は危険な場所。
でもその場所で聴いたフラメンコは、まさに魂が震えるものでした。
なんて素敵なフラメンコだったのでしょう。
さぁ、もう一度、聴いてみてください!
なかなか54分時間が取れない・・・?
それなら、クライマックスの流れに向かう、
こちらから聞いてみてはいかがでしょうか!?笑
ちなみに12月31日17時~は再放送もあります!
長々と読んでくださって・・・・グラシアス!!