広島県危機管理監 危機管理課長 とジョグトーク!

平成30年7月豪雨から1年。
今週のこの時間は、防災・減災について
様々な方をお迎えして、お話を伺っています。

本日は、広島県危機管理監危機管理課長の佐藤伸樹さん!

平成30年7月豪雨の被害状況や、その後の取り組みについて教えていただきました。

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5月29日から、5段階の「警戒レベル」を用いた避難情報が発令されることに。
先月7日には、早速、広島県内でも発表されていました。

警戒レベル1・2
気象庁から発表される警報級の可能性や大雨・洪水注意報に加えて発表。
災害への心構えや避難に備え、ハザードマップなどで自らの避難行動を確認します。

警戒レベル3
市町から発令される避難準備・高齢者等避難開始に加えて発令。
避難に時間がかかる人、ご高齢の方や障害のある方、乳幼児のおられる方は避難します。

警戒レベル4
市町から発令される避難勧告や避難指示に加えて発令され、全員が避難します。
避難先までの移動が危険と思われる場合には
近くの安全な場所への避難や、自宅の中のより安全な場所に避難します。

警戒レベル5
すでに災害が発生している状況で、市町から発令されます。
命を守るための最善の行動をとることになります。

このように、住民がとるべき行動を5段階に分類することで
災害発生のおそれを直感的に理解しやすくなり、避難のタイミングが明確化されました。

避難した人の中には「周りの人が避難していたから避難した」という方がほとんど。
あなたが避難すれば、みんなの命を救うかもしれません!!

<ひろしま防災ドリル>
広島FMは防災ハンドブック「ひろしま防災ドリル」を発行しました。
その中にも、「警戒レベル」について掲載されています。(P.6の第1問解説部分)
詳しい配布場所、お問合せ方法は、広島FMの特設ページをご覧ください。