月始めの映画トーク🎥
GOOD JOGの映画アドバイザー
広島の映画館「サロンシネマ・八丁座」の蔵本健太郎さんです!
今日ご紹介したのは、映画「はちどり」🎬
1994年の韓国を舞台に、思春期の少女の揺れ動く思いや
家族とのかかわりを繊細に描いた人間ドラマ。
~1994 年、ソウル。家族と集合団地で暮らす14歳のウニは
学校に馴染めず、別の学校に通う親友と遊んだり、
男子学生や後輩女子とデートをしたりして過ごしていた。
両親は小さな店を必死に切り盛りし、子供達の心の動きと向き合う余裕がない。
ウニは、自分に無関心な大人に囲まれ、孤独な思いを抱えていた。
ある日、通っていた漢文塾に女性教師のヨンジがやってくる。
ウニは、自分の話に耳を傾けてくれるヨンジに次第に心を開いていく。
ヨンジは、ウニにとって初めて自分の人生を気にかけてくれる大人だった。
ある朝、ソンス大橋崩落の知らせが入る。
それは、いつも姉が乗るバスが橋を通過する時間帯だった。
ほどなくして、ウニのもとにヨンジから一通の手紙と小包が届く。~
この映画が初長編となるキム・ボラ監督が
自身の少女時代の体験をもとに描き
世界各地の映画祭で数々の賞を受賞しています!
映画「パラサイト 半地下の家族」の大ヒットが記憶に新しい中
またしても韓国映画が高評価を得ています✨
ずばり!蔵本さん的評価は「星5つ」☆
映画「はちどり」は現在、サロンシネマで公開中!
明日は、大林宣彦監督の遺作となった映画「海辺の映画館 キネマの玉手箱」を紹介📻