大林宣彦監督の遺作、映画「海辺の映画館 キネマの玉手箱」

昨日に引き続き、GOOD JOG映画アドバイザー
広島の映画館「サロンシネマ・八丁座」の蔵本健太郎さんです!

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蔵本さん夏バテ気味だそうです、、、

今日紹介したのは、映画「海辺の映画館 キネマの玉手箱」🎬

本来は4月10日(金)に公開される予定でしたが
コロナ禍を受けて公開が延期となり、先週7月31日(金)から公開されています!

本来の公開予定日だった4月10日に、大林宣彦監督は82歳でこの世を去り
この映画が大林監督の遺作となりました。

~尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」が、閉館を迎えた。
嵐の夜となった最終日のプログラムは、「日本の戦争映画大特集」のオールナイト上映。
上映がはじまると、映画を観ていた青年の毬男、鳳介、茂は、
突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンの世界にタイムリープする。
江戸時代から、乱世の幕末、戊辰戦争、日中戦争、太平洋戦争の沖縄……
3人は、次第に自分たちが上映中の「戦争映画」の世界を旅していることに気づく。
3人は、映画の中で出会った、希子、一美、和子ら無垢なヒロインたちが、
戦争の犠牲となっていく姿を目の当たりにしていく。
3人にとって映画は「虚構(嘘)の世界」だが、彼女たちにとっては「現実(真)の世界」。
彼らにも「戦争」が、リアルなものとして迫ってくる。
そして、舞台は原爆投下前夜の広島へ――。~

無声映画、トーキー、アクション、ミュージカルと
様々な表現で戦争の歴史をたどった作品!
映画の技術においても、白黒サイレント、トーキーから総天然色へと
進化し移り変わる様々な技術が使われています。

出演キャストも豪華✨
これまでの大林監督作品に出演してきた俳優陣もたくさん出演しています!

大林監督の故郷・尾道で約20年ぶりに撮影された作品。
蔵本さん的評価は、文句なしの「星5つ」☆

映画「海辺の映画館 キネマの玉手箱」は現在、八丁座で公開中!