中小企業基盤整備機構の新たな取り組み「中小企業応援士」って?

新型コロナウイルス感染拡大の長期化によって
一段と厳しい経営環境に追い込まれている中小企業も多くあります。

コロナ禍ではもちろんのこと、普段から中小企業をサポートするために
様々な取り組みをされている「中小企業基盤整備機構」という機関があります。

中小企業基盤整備機構について、山中さんにお答えいただきました!

——————————————————————————————-

「中小企業基盤整備機構(略称:中小機構)」は、
日本の中小企業の経営をサポートすることを目的とする
経済産業省所管の独立行政法人。

生産性向上や事業承継など様々な課題を抱える中小企業に対して
専門家の派遣や経営相談窓口を通して
創業、販路開拓、海外展開、人材育成、事業引継、
その他経営面での助言、情報提供、震災復興支援、共済制度及び
ファンドを通じた資金提供など、多様な支援事業を実施しています。

またコロナ禍においては、融資を受ける際の利子補給事業や
IT・オンラインを活用した新たなサービスの提供方法の導入についての相談
IT導入、持続化の補助金事業で支援されています!

20200831.jpg
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 中国本部 本部長 山中和彦さん(右)
アクト中食株式会社 社長 平岩由紀雄さん(左)

平岩さんが社長を務めているアクト中食(株)では
中小機構中国本部が提供する、専門家派遣の制度を活用!

【アクト中食(株)に対する中小機構からの支援】
・2017年から2年間 → 物流業務改善に関する専門家を派遣
・2018年 → 中期経営計画の策定について支援
・現在 → 中期経営計画の実現を目指し、基幹システムの入れ替えに向けた支援

この支援の結果、業務改善による生産性の向上が進んだことはもちろんのこと
支援を通じて、社員へプロジェクトの「場」を提供することができ
社員の主体性の喚起につながったことが、社長として一番の収穫だったといいます。

そして平岩社長が中小機構から委嘱され、今年度の「中小企業応援士」に✨

※「中小企業応援士」
中小機構で昨年度から始まった取り組み。
中小機構の施策を活用したことで、業績拡大・地域発展・業界の活性化に貢献した
企業・事業者の経営者、またはその取り組みを支える支援機構の人の中から
今後も機構の支援策の活用について、地域や業界内でPRしてもらい
施策の普及に貢献してもらう広告塔の役割を委嘱。

平岩社長は、今後「中小企業応援士」として
コロナ禍で非常に厳しい状況に立たされている外食産業の発展に貢献するため
中小機構と連携して、支援ツールを広めていきたいと話されていました。

経営者の皆様は、迷わず!
一度「中小企業基盤整備機構」に相談してみてください!
HP ▶ https://www.smrj.go.jp/regional_hq/chugoku/index.html