国連世界食糧計画(WFP)・兼光由美子さんとジョグトーク!

今年のノーベル平和賞は
飢餓の現場に食料を届ける「国連世界食糧計画(WFP)」が受賞!

WFPは、1961年に設立された
飢餓のない世界を目指して活動する国連の食糧支援機関。
(国連世界食糧計画 HP ▶ https://ja.wfp.org/

職員の多くは途上国の現場で直接、支援にあたっており
46人の日本人職員が勤めています。
その中の一人に、広島県呉市出身の方がいらっしゃいます!

その方とは、現在はタイのアジア太平洋地域事務所で
評価官として勤められている兼光由美子さん👏

評価官の仕事ですが、具体的には国連WFPが行っている
人道援助支援、学校給食支援、食料現金支援事業などが
適切に必要な人の所に、計画通りに届いているか、
さらに事業を改善していくにはどのようにすればよいか
というのを評価分析し、現地政府などのプログラム実施パートナーと協議する仕事。

<兼光さんが国連世界食糧計画(WFP)の一員になるまで>

呉宮原高校から早稲田大学に進学した兼光さん。
大学卒業後、一度民間に就職しましたが、勉強のためイギリスの大学院へ入学。
平和への関心から、最初は国際開発全般を勉強されていましたが
現地の同級生たちと過ごしていく中で、だんだん移民問題へと関心が移ったそうです。

大学院卒業後は、スイス・ジュネーブの国連人権委員会でインターンを経験。
国際NGOに就職し、アフリカのルワンダやケニアで働かれていました。

NGO勤務の後はいろいろな国連機関に勤め
中東のヨルダンやレバノン、ベトナムやニューヨークなどで勤務。
その後、2017年から国連WFPで勤務されています。

これまで9か国の事務所に勤務し、出張では25か国以上の国を訪問。
たくさんの国の現状、問題に触れてきた兼光さんは
世界中が非常に揺らいでおり、時代の転換期に立っていると感じられています。

世界の情勢においても、「誰かがやってくれる」ではなく
「一人ひとりが自分の頭で考えて行動する時代」になっていくと仰っていました。

明日も兼光さんにご出演頂き
兼光さんが勤めている「国連世界食糧計画(WFP)」についてお伺いします💭