昨日に引き続き、広島県呉市出身
現在は国連世界食糧計画(以下、国連WFP)で
アジア太平洋地域事務所の評価官を務めている
兼光由美子さんとお電話を繋いでのジョグトークでした☎
昨日は兼光さんの経歴などを詳しく伺ったのですが
今日は、ノーベル平和賞を受賞した国連WFPについて詳しく伺いました!
①「国連WFP」とは?
国連WFPは、世界最大の人道団体!
2015年に採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」
人々の生活を改善するための17の目標が定められたものですが
この2番目「飢餓をゼロに」という目標が、国連WFPの優先課題🔥
紛争、異常気象、パンデミック、そのほかの災害によって生じた緊張時に
最前線で対応している組織こそが、国連WFPです。
トラック、船、飛行機を動かし、食料やそのほかの支援物資を
困難の伴い地域に届けており、その支援者数は88か国1億人にも上っています。
国連WFPが担っている他の役割は、、、
💭 学校給食を提供して、子供たちが教育を受ける後押し
世界40か国以上で、学校給食プログラムを実施。
政府が給食プログラムを引き継いで
自分たちで学校給食を提供できるよう、その支援も行っています!
💭 小規模農家と市場を結び付ける役割
世界の食料生産の大半を担う小規模農家から、3,720万ドル相当の食料を購入。
発展途上国に配布する食料の4分の3以上を発展途上国から購入し
輸送にかかる時間と費用を節約しながら、地域経済の維持・成長を促している。
②私たちにできることは?
世界には、すべての人が食べるのに十分な食料が生産されている一方で
8億2,100万人(9人に1人)が、いまだ毎晩空腹のまま眠りについているのが現状。
💡 世界の現状を知ること
飢餓や栄養不良が起こる背景や、改善するための方法など
これらを理解することは、私たちができる支援の第一歩でもある。
💡 支援を行う団体・組織に寄付をすること
現地で配布される食料なども寄付による支援金から購入されるため
支援金が多く集まれば、それだけ多くの人を助ける支援につながる。
💡 ボランティアに参加すること
参加方法は各団体で異なるため、事前に確認が必要だが
直接的、あるいは間接的に飢餓に苦しむ人々を支援することができる。
💡 情報を発信・拡散すること
SNSなどで拡散した情報をきっかけに、行動起こす人がいるかもしれない。
自ら行動することで、周囲を巻き込み、支援の輪を広げていくことに繋がる。
コロナで日本も大変な事態になり、視点が内向きになりがちですが
世界の問題にも関心を持ち続け、考え続けていきましょう!
国連世界食糧計画(WFP)HP ▶ https://ja.wfp.org/