昨日に引き続いて、映画トーク！
今日も、GOOD JOG映画アドバイザー
広島の映画館「サロンシネマ・八丁座」の
蔵本健太郎さんにお付き合い頂きました👏
蔵本さん、2020年最後の出演でした！ぺこりっ
今日紹介したのは、映画「異端の鳥」🎬
ポーランドの作家、イェジー・コシンスキが1965年に発表した代表作。
ポーランドでは発行禁止の本となり
作家自身も、のちに謎の自殺を遂げた『いわくつきの傑作』
第76回ヴェネチア国際映画祭では、ユニセフ賞を受賞🏆
チェコ出身のヴァーツラフ・マルホウル監督は
この作品を映画化するために、3年かけて17のシナリオを用意。
そこから資金調達に4年、さらに主演のペトル・コトラールが
自然に成長していく様を描くため、撮影にも2年を費やし
最終的に合計11年もの歳月をかけて映像化を実現させています🔥
～東欧のどこか。ホロコーストを逃れて疎開した少年は
預かり先である一人暮らしの老婆が病死した上に火事で家が消失したことで
身寄りをなくし一人で旅に出ることになってしまう。
行く先々で彼を「異物」とみなす周囲の人間たちの酷い仕打ちに遭いながらも
彼はなんとか生き延びようと必死でもがき続ける―。～
主人公の少年の置かれた過酷な状況が賛否を呼び
途中退出者が続出したことも話題に。
しかし、ラストを見届けた人は
10分間にも及ぶスタンディングオベーションを送ったという作品です！
ずばり！蔵本さんの評価は「星5つ」☆
モノクロで2時間49分という長尺の映画「異端の鳥」は
現在、サロンシネマで公開中✨
サロンシネマ・八丁座 HP ▶ https://johakyu.co.jp/
