南アフリカ 伝書鳩より遅いインターネット回線

来年、サッカーのワールド・カップが開催される南アフリカ。治安の悪さなどが問題になっていますが、悪いのは治安だけではないようです。インターネットの回線の、速度の遅さに業を煮やした南アフリカの情報技術企業が、ためしに伝書鳩を使ったところ、地元通信会社のネット回線よりも、はるかに速い結果が出たそうです。この通信会社は、ピーターマリッツバーグと呼ばれる街の近郊から80キロ離れたダーバンという街へ、データカードを持たせた伝書鳩を放ったところ、1時間8分で到着。ネットを使った場合、同じデータの4%を送信するのに2時間以上かかったということです。来年のサッカーワールド・カップ開催までには回線速度の改善が期待されているということだそうですが、どうなりますやら。