「STING」

今週は、2007年〜2008年にかけ、23年ぶりの再結成ツアーを行った「ポリス」の中心メンバー「スティング」のソロアルバムをピックアップしました。今回のソロはドイツの名門レーベル「グラモフォン」からリリースされ話題になっています。このレーベルは世界で最も長い歴史を誇るクラシック音楽レーベルです。「イエロー・レーベル」と呼ばれ、これまでに数々のクラシック名演、名盤を生み出しています。ロックアーティストの「スティング」がクラシックレーベルからリリースするアルバム「ウィンターズ・ナイト」は、従来のアルバムとは違い、スティング自身が大好きな季節に「冬」に捧げた作品。精霊が集う季節ならではの魅惑的な歌が収録され、幻想的で崇高で、内省的な音楽の旅を綴っています。スティングは「“冬”というテーマは、インスピレーションと題材にあふれている」「様々なスタイルの楽曲を選別して1枚のアルバムに集約したので、斬新で耳新しい作品となったのではないかと願っている」とコメントしています。「ウィンターズ・ナイト」は、イギリスの伝統音楽をベースに、スティングのオリジナル曲も2曲が収録され、シューベルトによる冬をテーマにしたクラシックの歌曲集「冬の旅」の曲に、スティングが英訳詞をつけた曲も収録されています。