UB40

4月到来と共にドライブが楽しい今日この頃ですが、今週のドライビングミュージックは春にお勧めのレゲエナンバーをピックアップしてみました。アーティストは、レゲエ!と言ったらこのグループ「UB40」。1980年のデビュー以降、聞きやすいレゲエを世に送り出してきたイギリスのレゲエ・ポップ・バンドです。今年2010年がデビュー30周年という事で2月にベストアルバムがリリースされましたが、新作もベストアルバムと同じタイミングでリリースされています。新作のタイトルは「レイバー・オブ・ラブⅣ」。2005年のアルバム「フー・ユー・ファイティング・フォー」以来、5年振りの新録音です。実は「レイバー・オブ・ラブ」は、UB40が名曲の数々をカヴァーした内容で、彼らが聞き親しんだ楽曲がセレクトされています。第1弾は1983年に発売され、全英1位、全米8位を記録しました。続く「レイバー・オブ・ラブ2」』は1989年発売で、全英3位。シリーズ3作目「レイバー・オブ・ラブ3」は1998年発売で、全英8位を記録するヒットになっています。もちろん今回もカバーアルバムで、スモーキン・ロビンソンの「Tracks Of My Tears」、サム・クックの「Bring It On Home To Me」など、音楽史に残る名曲を取り上げています。ちなみに、UB40は1978年、イギリス バーミンガムで結成されたレゲエ・ポップ・バンドで、ブレイクは1988年にニール・ダイアモンドのカヴァー「レッド・レッド・ワイン」が全米1位を記録し、一躍有名になりました。