今週はオランダの女性シンガー「ジョヴァンカ」をピックアップしました。彼女はオランダ、アムステルダム出身で、シンガーになる前に10代からモデルとして活動を始めます。その後、ヨーロッパのトップ・ファッション・モデルとして注目され、オランダを代表する黒人モデルとして現在も活躍中です。トップモデルとして様々なデザイナー、フォトグラファーとの仕事や、多くの企業広告に起用され、ファッション雑誌もオランダのELLE誌、COSMOPOLITAN誌を飾っています。モデルとして活躍する一方、大学で科学を専攻しながらも音楽活動を続け、バッキング・ヴォーカルとして多くのバンドに参加しました。ディオンヌ・ワーウィックやミニー・リパートンなどの女性アーティストに影響を受け、1980年代はポップス、1990年代にはヒップホップに興味を示していたそうです。そんな彼女をオランダ音楽界の鬼才「ベニー・シングス」が見出し、2008年「サブウェイ・サイレンス」というアルバムでデビューします。当時はインディーズレーベルからのリリースでしたが、FMラジオやファッション誌などが彼女を取り上げ、「ジョヴァンカ」の名前は広く知られるようになりました。そんな彼女の待望の新作「ホワイル・アイム・アウェイク」が、今月19日にリリースされ、リードシングル「ドロップ・イット」が話題になっています。容姿はトップモデル、そして歌声はミリー・リパートンを彷彿させるソウルボイスです!
「GIOVANCA」
2010年5月22日 11:55 AM
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