「SALLY SELTMANN」

今週はオーストラリアの女性シンガー「サリー・セルトマン」を紹介します。彼女は2005年に「ニュー・バッファロー」という名前でデビューしています。これはサリー・セルトマンによるひとりユニットで、2枚のアルバムをリリースし、アメリカ、イギリスなどでツアーを行ってきました。そして今年、自身の名前に戻り、6月23日、サリー・セルトマン名義で初のソロ作品をリリース!アルバムタイトルは「ハート・ザッツ・パウンディング」で、プロデューサーを「フランソワーズ・ティータズ」に依頼し、共同で完成させました。ちなみに、「ニュー・バッファロー」時代のアルバムは自宅で録音したものでしたが、今回はストリングス、ホーンなど、かなり凝った音作りになっています。アルバムのオープニングを飾る先行シングル「ハーモニー・トゥ・マイ・ハートビート」を始め、「セット・ミー・フリー」、「オン・ザ・ボーダーズ」など心温まるメロディ、太陽の匂いがするようなサリーのヴォーカルは、ハッピーな気分にさせてくれます。さて、彼女の家は大家族で、姉が1人、兄が2人、弟が2人の6人兄弟。家ではいつも音楽が流れ、姉がピアノ、兄の1人はベースを、もう1人はギターを、そして一番下の弟はドラム!といった音楽家族。彼女回りにはいつも音楽が存在していたようです。