今週は、初めてレコーディング・セッションを行った年から、今年でちょうど50年目のアーティスト「スティーヴィー・ワンダー」のベストアルバム「ラブ、ハーモニー&エタニティ」を紹介しましょう!この作品はキャリア50周年を記念した内容で、収録曲はスティーヴィー・ワンダーを表す3つのキーワード=LOVE(恋愛、家族愛、友情)、HERMONY(社会との”調和”、デュエット)、ETERNITY(永遠のメッセージ)を基に制作され、スティーヴィー本人の意向により日本独自の企画盤ながら、世界に向けて発売されるベストアルバムになっています。アルバムは3枚組で、先ほど紹介したように、ディスク1が「LOVE」、2が「HARMONY」、3が「ETERNITY」というコンセプトで50曲が選ばれています。さて、スティーヴィーは1950年5月13日アメリカミシガン州のサギノウで誕生!本名は「スティーヴランド・モリス・ジャドキンズ」です。保育器内での過量酸素が原因で、生まれてすぐ永遠に視力を失いますが、天才と言っても過言ではない音楽の才能に恵まれます。1961年の11歳の時、モータウンの社長、ベリー・ゴーディの前で初めて歌と演奏を披露し、ゴーディはその場でスティーヴィーと契約!以降、数々の名曲を世に出し、ソウル界を代表するアーティストになっています。キャリア50年目のベストアルバムは、スティーヴィーファンだけでなく、ソウルを愛する人にはたまらない作品と言えます。
「STEVIE WONDER」
2010年8月14日 11:55 AM
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