「STING」

今週は、ソロ・デビュー25周年を迎えた大ベテランシンガー、「スティング」の新作「シンフォニシティ」を紹介します。ちなみに前作「ウィンターズ・ナイト」のリリースが昨年10月でしたから、1年も経たないうちの新作のリリースになります。今回の「シンフォニシティ」は、由緒あるイギリスのオーケストラ、ロイヤル・フィルハーモニック・コンサート・オーケストラとの共演で、大編成オーケストラをバックに、ポリス時代やソロのヒット曲などを録音し直した作品になっています。「マジック」、「ロクサーヌ」「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」などのお馴染みの曲がオーケストラで演奏されると、まるでクラシックのように聞こえ、”ベスト・オブ・ポリス&スティング”の壮大なシンフォニック・ヴァージョンに仕上がっています。収録曲は先ほど紹介した「ロクサーヌ」、「マジック」、「ネクスト・トゥ・ユー」がポリス時代の曲で、「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」「ホエン・ウィー・ダンス」など、ソロでリリースした曲を含め全15曲になっています。新作リリースに合わせ、今年6/2カナダ・バンクーバー公演を皮切りに、ロイヤル・フィルハーモニック・コンサート・オーケストラを引き連れての大規模な北米ソロ・ツアーが行われましたが、今月9/3からはヨーロッパ・ツアーが予定され、来年2011年春まで続く日程になっています。