山間部などで、農作物がイノシシに食い荒らされたという話をよく聞きますが、イノシシに悩まされているのは日本だけではないようです。イスラエルでは、シリアとの国境を警備するイスラエル兵が、イノシシのせいで、最近まで睡眠不足に悩まされていたといいます。というのも、彼らが警備をする国境線には、野性のイノシシが頻繁に出没・侵入し、そのたびに警報がなり響くため、なかなか眠りに着くことができなかったようです。そんな彼らのために考え出されたのが、ライオンのフンを国境のフェンス沿いに並べること。そのフンは、地元のサファリパークが喜んで提供してくれたということですが、やってみると、これが効果絶大。餌を探して毎晩出没していたイノシシたちが、ぱったりと出なくなったそうです。
イスラエル「画期的なイノシシ対策」
2010年10月23日 11:55 AM
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