「SANTANA」

今週も、先週の「エリック・クラプトン」と同じく、スーパーギタリストである「サンタナ」の新作「ギターヘヴン~グレイテスト・ロック・クラシックス~」を紹介します。先週紹介したクラプトンの新作は、彼の好きな曲のカバーと、オリジナルという内容でしたが、サンタナの新作「ギターヘヴン」は、ロック史に輝くギター・ロック・クラシックスを取り上げたカバーアルバムになっています。ここ10年のサンタナは、世代やジャンルを超えたアーティストとのコラボを行っていますが、1999年のアルバム「スーパーナチュラル」はその代表作ですよね!
なかでも、マッチボックス・トゥエンティのフロントマンである「ロブ・トーマス」をフィーチャーした「スムーズ」は、全米チャート1位を記録し、その年のグラミー賞9冠、アルバムは全世界で2600万枚の売り上げを記録しました。その成功から10周年に当たる今年にリリースされた本作品も、現在を代表するバンドの強力なフロントマンを多数起用し、サンタナ史上、最もストレートで若々しいロックサウンドに仕上がっています。美しく流麗なインディア.アリーとヨーヨー・マ参加のビートルズのカバーを筆頭に、ジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリン、ローリング・ストーンズ、ドアーズなど、ボーナス・トラックを含め、全14曲が収録されています。ちなみに、元「ブランキー・ジェット・シティ」ボーカル&ギタリストの「浅井健一」をボーカルに迎えた「ラ・グランジ」も注目の曲ですよ。