「NILE RODGERS」

今週は、「ナイル・ロジャース」の企画アルバム「エブリバディ・ダンス」をご紹介しましょう。さて、「ナイル・ロジャース」の名前を聞いて、「心地良いカッティングが特徴のギタリスト」とイメージが浮かんだ人は、かなりの音楽通ですね!彼は1977年に、1980年代のディスコブームを牽引した「シック」を結成。ソングライター、ギタリストとして活躍し、全米NO1ヒットとなった「おしゃれフリーク」や、「グッド・タイムズ」などの大ヒットを生み、1980年代からは、「シック」のベーシスト、「バーナード・エドワーズ」とコンビを組み、ブロンディのデボラハリーを最初に、プロデュース活動を開始。その後、メインプロデューサーを努めたマドンナの代表アルバム「ライク・ア・ヴァージン」や、デヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」がそれぞれ世界中で大ヒットを記録し、以降、ダイアナ・ロス、デュラン・デュラン、ミック・ジャガーなど、数々の大物アーティストを手がけ、1980年代の音楽シーンを席巻する名プロデューサーになります。今回リリースされた新作「エブリバディ・ダンス」は、シックの全シングル曲、さらに先ほど紹介したビッグアーティストのプロデュース作品を収めた2枚組のCD。1980年代音楽ファンにはたまらない楽曲が収録されています。