アメリカ「19年間かけて通った大学」

もうすぐ6月。欧米の学校の多くは学期を終えて、夏休みを迎えるようとしているようです。そんな中、先日、アメリカのアイオワ州立大学で一人の女性が優秀な成績で卒業し、会計学の学位を取得したそうです。女性が学位を取得することは珍しくないかもしれませんが、彼女の場合、年齢が48歳。しかも、19年間にわたり、平均一科目ずつ履修するという、地道な努力を重ねてきました。きっかけは、勤務先の上司から「会計学を受講すれば昇進させる」と言われたこと。
ガンを患って闘病中だった父親からも励まされ続け、卒業にたどりつけたようです。女性は「これまでずっと受講を続けてきたから、今年の夏は何をしていいかわからなくて不安」だと言っているという事ですが、受講からの開放感に存分に浸っていただきたいものですね。