サモア「日付変更線を変更!!」

南太平洋の中心、日付変更線に接するように浮かぶ島国サモアが、この年末に日付変更線の東側から西側へ移り、時間を丸一日分早めることを計画しています。そもそも、サモアは今から120年前、アメリカとの貿易を円滑に進めるため、
日付変更線の西から東に移りました。しかし、オーストラリアなどとの貿易が増えたため、西側に戻ることにしたわけです。現地の報道によれば、この計画に国民は戸惑っているということですが、サモアの首相は、「日付変更線の東側にとどまるアメリカ領サモアへ飛行機で数十分ほど移動して日付をさかのぼる事で、誕生日や記念日を2日分楽しめるじゃないか」と、PRしているようです。