美術館は、音声ガイダンスを付けて耳から情報を入れながら絵を鑑賞するのを別にすれば、目で楽しむ場所と言えますよね。でも、絵の中には「音」を連想させるモノ。例えば、木々のざわめき、水の音、人々の話し声・・・等々が描かれていたりします。目で見て感じる音から感性を研ぎ澄まして想像する音まで、作品に描かれた世界と対話しよう。感じる音の世界を楽しもうという展覧会が、現在、呉市立美術館で開催中です。タイトルは「美の旋律~絵画と音の出会い~」目からの情報から意識を拡げて、音を想像しよう!なんて粋な展覧会だと思いませんか?今日のオープニングで新しい情報を取り込んだら、時間の流れがゆっくりと感じるようになると紹介しましたが、色んな情報を得て脳が活性化されそうなこの企画展は、7月31日まで開催されます。また、今日、取り上げた特別展だけでなく、近現代の作品を中心に郷土ゆかりの作家の作品がある常設展も併せてじっくりと鑑賞してみて下さい。時間は、10:00~17:00まで。入館は、16:30までとなっています。休館日は、月曜日。料金は、一般¥300、高校生¥180、小中学生¥120。
美術館に至る緩やかな坂道は彫刻が点在していて、日本の道100選にもなっています。散策しつつ、ゆっくり絵画を味わいに足を運んでみませんか?
呉市立美術館「美の旋律~絵画と音の出会い~」
2011年6月25日 11:55 AM
- KENSHI’S NAVI